競輪
81件のひとこと日記があります。
2019/10/05 01:02
凱旋門賞 調教場編
競馬場と同様に､ヨーロッパの調教場もまた自然の地形を利用して作られている｡
今回､日本のキセキはフランスで､ブラストワンピースとフィエールマンはイギリスで追い切られた｡そして女王エネイブルもイギリスで追い切られている｡
その中の一つ､イギリスのニューマーケットの調教場を見てみると日本の調教場とは全く異なることが鮮明に分かる｡
上段2枚の画像中央は全長900mあるウォーレンヒルで､左奥に写っているのが全長1400mのロングヒルである｡どちらも高低差は40m程あり､最初はダラダラとした緩い登り坂だが途中から急坂に変わる｡
急坂で知られている栗東トレセンやノーザンファーム天栄の比ではない｡ヨーロッパ競馬がTVで放映される度に出走馬の調教を映像で観てきたが､日本の調教場とは全く異なる急坂と形態にそれこそ現代用語で『半端ねぇ』である
このニューマーケット調教場もまた自然の地形を利用して作られており､馬場も日本の調教場程に整備はされていない｡下段の画像はウォーレンヒルで調整されているエネイブルだが､その馬場を見れば日本の調教場との違いがはっきりと分かる｡
以前はもっと凹凸がある馬場で土そのものといった様相だったが､現在は日本の馬場のようにソフトタッチに改善されている｡
そして今回､このロングヒルでブラストワンピースとフィエールマンが併せ馬を行っている｡しかしブラストワンピースは併せ馬の前にウォーレンヒルを登坂している｡これにはニューマーケット調教場の管理者も｢こっち(ヨーロッパ)の馬はその日の調教でロングヒルを上がるならそれだけ｡同じ日にウォーレンヒルも走る馬なんていない｣と驚きを隠せない｡それだけ相当の負荷を掛けることの出来る調教場であると言えよう｡
今､ヨーロッパを転戦しているディアドラも､ヨーロッパに移ってから同じニューマーケット調教場で調教され好成績を残している｡
ディアドラに限らず｢鞍上が替わったから勝てた｣等と巷ではよく言われているが､それだけで勝てるという馬や競馬は存在しない｡やはり馬が強くなければ勝ちには繋がらない｡事実､ディアドラの陣営は｢ヨーロッパで調教してから馬体も走りも変わった｣とコメントしている｡その詳細についてはリスグラシューも含めて後日､日記に掲載したい｡
こうした広大な自然を利用して作られた調教場で調教され､且つ自然を利用して作られた競馬場で実戦を経験した馬には､どんなに超が付くほどの良血馬であれヨーロッパで活躍した種牡馬や繁殖牝馬であれ､環境の異なる日本で調教された馬ではなかなか凱旋門賞を勝つことは困難であると言わざるを得ない｡
しかし今回は､日本の3頭がヨーロッパの調教で馬体や走りに良化が見られるという｡特にブラストワンピースは最後の急坂で素晴らしい伸びをしているというのだから期待が持てる｡但し反面､ニューマーケットでの調教がロンシャンで疲労として現れなけらばいいのだが...
以前の日記の中でも記載しているが､日本馬が凱旋門賞を勝つ為には長期のヨーロッパ滞在で起伏に富んだ調教場で調教し､起伏に富んだ競馬場で実戦を経験することが必要不可欠ではないかと考える｡
しかし今回は小頭数の出走になり､またオープンストレッチが採用され､更に有効な追い切りが出来たことからヨーロッパよりもトリッキーなレースを経験している日本馬にも充分にチャンスはあるだろう｡
- キセキ
- ブラストワンピース
- フィエールマン
- エネイブル
- ロングヒル
- ファー
- ソフトタッチ
- ディアドラ
- リスグラシュー
- リッキー
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まつりさん､ありがとう
凱旋門賞前日から天候がの予報｡ソフトライトにとっては歓迎
馬場も『ソフト』らしいよ｡アッ...ダジャレじゃなくて馬場状態を英訳すると重が『soft』､不良が『heavy』...と合田さんがコメントしていたからね
レース当日に降り出すよりも前日に降った方が重馬場になるらしく､これも芝茎が地表を這っている洋芝の影響かな
武豊騎手も重馬場はソフトライトに合っているとコメントしているから魅せてくれるかも
天気はでも武豊騎手の心とソフトライトはかもね2019/10/05 23:24
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まつりさんがいいね！と言っています。
2019/10/05 21:09
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こういちさん､毎度毎度ありがとうございます
2019/10/05 16:03
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こういちさんがいいね！と言っています。
2019/10/05 03:58
