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2020/03/03 06:36
【回顧】阪急杯GIII
馬場は土曜日の降雨の影響が残っていたため、午前中は稍重だったが、好天にも恵まれ午後は良馬場に回復した。
展開は想定していた範囲内で、ニシノラッシュ、マイスタイル、ダイアトニックが競り合う形で先行する。前半3Fは34.1sと昨年よりも若干時計のかかる馬場にもかかわらず、昨年の阪急杯よりも0.3sも早い前半3Fのタイム。また勝馬のレースタイムは昨年と同タイム。
勝利したのはベストアクターで、直線で内側に斜行したダイアトニックが降着となり3着、2着は3着だったフィアーノロマーノが入線した。
馬券はステルヴィオを軸に買っており、外れ
1着 ベストアクター(-)
この馬はノーマークでした。阪神コースは初で、重賞初挑戦で勝利。ここまで2連勝で調子も良く、展開面でもハイペースで前が止まったのがよかった。
最後の直線でもクリノガウディーが右に寄れてコースが空きロスなく走ることができたのも勝利の要因の一つ。勝つ時はこういうものだ。だから、勝ったのかもしれないが。
昨年の同レースよりもレースレベルは高いと考えており、この勝利は価値ある勝利だと思う。
6歳だがキャリアは多くなく、阪神コース以外に東京コースも適性が高いので、今後も重賞戦線で活躍が見られるかもしれない。
2着 フィアーノロマーノ(▲)
スタートから内枠の馬が先行したため、ポッカリとインコースが空いて絶好の位置を確保。
最後の直線でさあこれからというところで、ダイアトニック騎乗の北村騎手による斜行で内らちに寄せられ、最悪は落馬にもなりかねない危ない状況に。
その後はうまく川田騎手が持ち直し、怒りの追い出しで必死で追ってきたが時すでに遅し。
結果的にはダイアトニックは3着に降着で、2着に入線した。
斜行の影響を最も受けたということは、不運だったとしか言いようがない。
それにしても最近は精神面でも大人になったのか、成績が安定してきた。
3着 ダイアトニック(◯)
今回は行きっぷりが良く、いつもの後方からの競馬と異なり、先行する競馬。
ハイペースで先行して3着なので、この馬の実力は高いことは明らか。
今回の斜行は本当に危険なので、北村騎手には反省してもらいたい。
5着 ステルヴィオ(◎)
肝心なところでスムーズな競馬ができなかったのが敗因。
実態としては、かなり強い競馬をしている。
スムーズでなかったのは、スタート直後と最後の直線だ。
スタート直後は隣の枠のサフランハートが右に寄れて左隣のフィアーノロマーノとで挟まれて、後退したように見える。このリカバリーで前半体力を消耗し、最後の直線ではダイアトニックの斜行の影響で、進路が塞がって切り替えてロスが生まれた。これに尽きる。
負ける時はこんなもの。