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2020/03/08 19:23
【回顧】弥生賞GII
馬場:重馬場となり、予想と外れる
展開:3頭の先行集団にとってはミドルペースよりも早目だが、それ以外の集団にとってはミドルペースからややスロー
1着 サトノフラッグ(△)
前半はやや行きたがる素振りを見せながらも後続集団の中団で待機、目測で前半1分2秒台で通過し、4Fくらいから動き始めて、4コーナーでは抜群の手応えで先頭まで上がり、ラスト2Fは11.8-12.5秒くらいでまとめる。
最後はワーケアが迫ってくるも、着差は縮まらずむしろ最後は流している印象で強い競馬。
結果的には、馬場は予想外に降り続いた雨の影響で馬場が悪化し、スピードではなく持続力が問われる馬場となったのがこの馬にははまった。
このレースでどこまでスピード能力があるかを見極めたかったが、確認できなかった
いずれにしても中山コースへの適性が高いので、皐月賞でも馬場・展開次第では馬券に絡むチャンスはあると考える
2着 ワーケア(◯)
位置どりはサトノフラッグより前目の位置だが、4コーナーではそれほど上がっていけなかった。
展開的には前走と同じような競馬で最後は脚色が鈍くなり2着。
おそらく中山コースがそれほど適していないのではないかと思う。
3着 オーソリティ(◎)
これで負けたら仕方ないという最も理想的な位置取りで、サトノフラッグには完敗。
この敗因は実力か、それとも馬場の影響か。
サトノフラッグが余力を残してゴールした姿を見ると、まだそれほどの実力はないのかもしれない。
ただ良馬場かつ荒れていない馬場で走らせてはみたい。
4着 ブラックホール(▲)
前走が実力ではないと思っていたが、今日は彼なりに実力を出し切ったと思う。
4コーナーの入りまでは良かったが、4コーナーから直線に向いた時にはサトノフラッグに一気に引き離され、
追い出そうとしたところ右に寄れてしまっていた。
この辺りがまだ緩い。さらに体重(体高・体格)も増える必要がある。
現状の実力では3歳のクラシック戦線で活躍するには厳しいか。
総括すると、オッズ通りの決着で、馬場が味方したことはあったにせよ、サトノフラッグの実力が抜けていたということ。
皐月賞に向けては、コントレイル、サリオスなど2歳GIタイトルを取得した強豪が順調に調整している。
まだスプリングS、若葉S、毎日杯などのレースが残っていてクラシックに向けて盛り上がってきたが、どの馬が皐月賞を制するのか、もう少し時間をかけて絞り込んでいきたい。