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2020/03/15 17:44
【総括】フィリーズレビューGII
カリオストロ、ヴァラークラウン、ナイントゥファイブ、パフェムリが前半3Fを33.4秒のハイペースで引っ張る展開。直線はカリオストロとナイントゥファイブが逃げねばるなか、ヤマカツマーメイドが差し、さらにその外から一気にエーポスが差す競馬となった。
レースラップは、例年通りの前傾ラップのハイペースとなり、先行勢にとっては厳しい流れとなった。
馬券はマテンロウディーバが惨敗したことで外れ
1着 エーポス(★)
先行するかと思われたが、うまく騎手がいなして中団から差す競馬が奏功して1着となった。
前半若干かかり気味だったことを考慮すると、最内の経済コースを通ったとはいえ、強い競馬だったといえる。
この競馬できたことは同馬にとっては大きい。
本番の桜花賞でもハイペースが予想されるため、差し馬にとっては有利にはたらく可能性がある。
展開次第ではこの馬も上位に食い込むかもしれない。
2着 ヤマカツマーメイド(-)
先行勢を見る形で進める理想の競馬。
ただしハイペースだったために、この馬も最後は脚が上がってしまったため、惜しくも2着。
とはいえ、結果的には桜花賞の優先出走権が得られたため、最低限の結果は得られたということか。
3着 ナイントゥファイブ(-)
未勝利戦のようなレースの再現。
もちろん今回の方がよりハイペースだったが最後まで粘り切った。
阪神コースの1400mが今のところは脚質的にも向いているのかもしれない。
マテンロウディーバ
残念な結果となった。
位置どりもこのペースであれば申し分ない位置どりで直線は伸びると思っていたが、最後は追うのをやめてしまうほどのバテぶり。
決定的な敗因はよくわからないが、今考えられる範囲では二つ。
・ペース的に厳しいレースをした経験が少なかった
・馬体重を意識したあまりに、充分な調教ができていなかった
いずれにしてもこれが今の実力ということ。
予想コラムでも書いたように本格化は秋以降だと思う。
あと馬体重が30kg以上増えるような体格になって、活躍するのを期待したい。
総括
レース前にはレースレベルはもう少し高いかと思っていたが、
差し馬有利な展開で差し馬がエーポス以外こなかったことを考えると全体的には例年通りのレベルと判断。
いずれにしてもレシステンシアを超える馬はこのメンバーにはいない。