【総括】'20 高松宮記念GI

本当にGIか？と思うようなレースタイムである。想定Vタイムは1.08.0程度を予想していた。
もちろんペース自体は遅いものの、それにしては差してくる馬がほとんどいなかった。
具体的には同日の7Rで行われた1勝クラスのレースタイムであるカーサデルシエロの1.09.4/33.9からすると今回のレースタイムとしては決して早いタイムではない。
なぜレースタイムが遅かったのか、理由は重馬場適性が高い馬がほとんどいなかったからだということだと考える。
重馬場適性が高いというかむしろ低くなかったのは、降着にはなったが実質1着のクリノガウディと上位三頭の馬だけだったのかと思う。
モズスーパーフレアにとっては前半3Fのラップはそれほど早いものではなく、楽な競馬でいつも通りの競馬をしたに過ぎない。
良馬場であればこのペースでも後ろから差してくるが、ほとんど差してくる馬がいなかったことには少し驚いた。
予想は当然ながら完全なる外れ。
後から考えたとしても、これまでのレースデータからこの着順を当てるのは不可能に近い。
重馬場実績のある馬ならまだしも、そうでない馬に対して重馬場適性を見越して予想することは本当に難しいというか走ってみなければわからない。
つまりはBETする金額を小さくして、レース自体を楽しんで次につなげる方が賢いのかもしれない。