競輪
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2020/04/05 17:58
回顧 / 外れ / ’20 大阪杯GI
馬場：良馬場でやや高速の馬場（予想よりやや早め）
展開：前半スローの後半ハイペースのロングスパート戦（予想通り）
1着 ラッキーライラック（◯）
道中の位置取りも絶好の位置で、当然ながらこの位置だと勝利することは可能だ。
基本的なことであるが、好位を取れる能力が高いということも結果の安定性という意味では非常に重要であるということを思い知った。もちろん本命としていたブラストワンピースと比較してである。
この結果はある程度想定通りであった。
2着 クロノジェネシス
道中の位置取はラッキーライラックと同じ位置、若干外を回った分で最後の1着との差が開いたかという感じである。
僅差ではあるがダノンキングリーを差して2着となった。
予想では馬場適性と実力上厳しいのではないかと外していたが、昨年よりも馬体重が増えていることで、この馬も相当成長しているということだと思う。
今回の結果を踏まえて実力値の補正をする必要がある。宝塚記念に出走するのであれば、面白い存在になるかもしれない。
3着 ダノンキングリー
ジナンボーにぴったりマークされる形になったが、ペース的にはそれほど速くなかったので、十分勝てそうなものだが、
あまり理由は言わないが、やはり負けてしまったかという感じである。
次走は安田記念か、良馬場であれば、本命にする予定だ。
今回の結果を受けて、2000mは適していないと思われたのかもしれないが、そうではないのだ。
天皇賞でアーモンドアイと好勝負できるのは、今のところこの馬とコントレイルしかいないと考えている。
陣営が昨年と同様に秋はマイル路線にいかないことを切に願う。
ジナンボー
積極的な競馬をして、やるな藤岡騎手と思った。まさに希望していた通りの競馬をしてくれた。
これで負けたら仕方ないという競馬である。最後はバテてしまったが、この馬にとってのベストな馬場ではなかったということだと思う。
今年は賞金を稼いで、大舞台に再度挑戦することを期待している。GIをとれる能力は十分備わっているはずだ。
ブラストワンピース
スタート直後の不利と1コーナー過ぎたあたりの口を割り（喧嘩した？）、本来予定していた位置どりよりも後方の競馬となった。
スタート直後は行き脚のついたワグネリアンに寄られ、サトノソルタスに挟まれる形になり位置どりを後ろに下げてしまい、結果的には1コーナーで先頭との差がだいぶ開いてしまった。
2コーナー付近の位置と前半1000mの通過タイムを聞いて勝利は無くなったと思った。
同馬の前半1000mはおよそ1分1秒半、勝ちタイムから考えると後半を57秒で走り切らなければならない位置であり、そもそも前半の一部で脚を使っているラップがあり、はっきりいって相当な心肺能力がないと厳しい位置どりである。
結局は内枠に入った利点を生かせず、最終コーナーで大外を自身のラップ中最も早い11秒を切るくらいの脚を使って先頭に取り付き、最後は脚が止まってしまった。また問題は1コーナーでの行儀の悪さもある。行きたがった馬と川田騎手が喧嘩したのだろうか、それから川田騎手は向正面で外に出すことになる。
この辺りの気性の悪さが今後のGIでは致命的になるので、気になるところだ。折角の好枠を生かしきれなかった何ともちぐはぐな競馬であった。
敗因は土曜日の馬場よりも若干速くなったことと、前半の位置取りが後ろになったことである。
それから考えると自分のペースを守り、最内の経済コースを通ったとはいえ、カデナは強い競馬をしたと思う。
自分の感情が入り過ぎて同馬を本命にしたことが外れる結果となった、もう少しドライにいかないとダメでした。反省です。
総括
阪神2000mの内回りコースで後半ハイペースのGIらしいレースとなった。走破タイムもGI並だと考える。
それにしても牝馬が強い。今後も4歳・5歳の牝馬勢（3歳も牝馬は強いが）は馬券の検討の際には十分注意しないといけない。また好位に取り付けるスタート後の脚は非常に大事であることも改めて感じた。
今回はブラストワンピースという好きな馬に感情移入し過ぎた感がある。
もう少し冷静に買わなければ、損をするのみだ。今回の負けを今後に生かす。
無事開催されれば来週はクラシック第一戦目の桜花賞だ。
緊急事態制限や首都でのロックダウンなどが想定されるので、中止になるかもしれないが、ただ生産地や馬主のことを考えると競馬開催中止も相当な影響が出るはずである。なんとか競馬界の関係者の健康面には十分留意しながら、開催の継続を願いたい。
- ラッキーライラック
- ブラストワンピース
- クロノジェネシス
- ダノンキングリー
- ジナンボー
- アーモンドアイ
- コントレイル
- ワグネリアン
- サトノソルタス
- カデナ
