競輪
935件のひとこと日記があります。
2020/04/12 17:22
回顧 / ’20.4.11 ニュージーランドT GII
馬場：比較的早い
展開：ハイペース
前半3F 34.2秒のハイペースで流れ、先行集団は最後はバテて一頭として上位には絡めず、上位三頭は全て後ろからの競馬だった。
馬券は外れたが、予想欄で書いたように本命のペールエールの馬体重が二桁増えたことから調整不足と判断し、少額に切り替えてロスを最小限にした。
馬券は平場では的中するが、重賞は本命がこける空回りが続く、リスクを下げるチョイスにするか工夫が必要かもしれない
1着 ルフトシュトローム（◯）
加速しながらコーナーをまわっている最中に他馬が外側に膨れたため、それをかわそうとし4コーナーで外に膨れ気味になり、外のウイングレイテストを弾いた。そのアクシデントによるコースロスはあったが、それでも最後はまだ余力残した状態でゴール。能力が高いことを証明した。
次走はNHKマイルカップだが、レース経験数も少なく、左回りの東京コース未経験など、未知な面が多い。
メンバーにもよるが、本番では人気はそれほどないだろうが、侮れない一頭である。
2着 シーズンズギフト（△）
スタートで後手を踏んだが、それをうまくリカバリーした。ただ道中はこのハイペースでも行きたがる素振りを見せ、気性面はまだ課題が残る。最後は脚があがり気味だったが、前走から中1週で牡馬相手によく健闘したほうである。
時計面ではやはりまだ3歳勢の上位とは開きがあるため、今の実力では大舞台での活躍は厳しい可能性が高い。
ただ東京で一度走らせてみたい、エピファネイア産駒だけにもしかしたら高速馬場に適性が高いかもしれない。
当面は、気性面含めて今後の成長が待たれる。次走はNHKマイルカップか？
3着 ウイングレイテスト（ー）
ハイペースで前がバテたところを上手く差せたというところか。もっとも4コーナーの不利がなければ2着はあったかもしれない。
この走破時計であればこのくらいまでやれるのは理解できる。実力を出し切ったといっていい。
15着 ペールエール（◎）
馬体重を見た時から、嫌な予感がした。
その予感どおり、レースでは全く見せ場なく、3コーナーあたりからズルズル後退した。
調整不足だと思われる。残念極まりない。
安田厩舎は馬体重増は理解していたはずで、前哨戦ならば中途半端な状態でも出してくる厩舎であるということを理解したため、今後注意する。
前哨戦も体ならしのために何がなんでも出走させれば良いというものではなく、今まで好走していた馬にとって負けた時のメンタル面への影響も考えなければならないと思う。
いくらなんでもこの結果であれば、本番は厳しい。そもそも出走を回避するかもしれないが。
軽症とはいえ骨折による精神面への影響がないことを切に願う。
総括
走破時計の点では例年通りのレベルで、高くも低くもない。
メンバー中ただ一頭、ルフトシュトロームだけが余力残しで勝っており、マイラーとしての素質を証明した。いずれにしろ本番に直結しにくいトライアルレースであり、今回の結果にこだわらず、頭をフレッシュな状態にして、NHKマイルカップを予想したい。
- ペールエール
- ルフトシュトローム
- ウイングレイテスト
- シデン
- シーズンズギフト
- エピファネイア
- トライ
