7.4 振り返り（7.5追記）

◎ CBC賞 GIII ハズレ
梅雨の影響が懸念されたが、芝を張り替えた小倉の芝は開幕初日からレコードが連発する超高速馬場。ファストフォースが前半3Fが32.3秒の超ハイペースで逃げる展開で、先行した他馬がバテルなかこの馬だけは持続力を生かして、ピクシーナイトやアウィルアウェイに詰め寄られながらも、その名の通り1200mの日本レコードで勝利した。
馬場を考慮したタイムは、GIII標準タイムと推定。

本命のタイセイトレイルはかなり自信があったので頭固定の馬券を中心にしていた。ただ、久しぶりのスプリント戦でスタート直後に引き離されたのもあるが、それ以上に最後の直線で左鞭を打たれたヨカヨカが内側によれて進路が塞がれたため、急ブレーキをかける大きな不利があり、無念の4着となってしまった。タイセイトレイルの父はタートルボウル。タートルボウルの代表産駒といえばトリオンフで、小倉記念をレコード勝ちしたほどの高速馬場巧者。そのため血統面でも後押しがあり自信があったのだが。。ファストフォースも血統面では抑えるべき馬で穴馬にしていた。上位5頭は全て印を打っており、予想通りのレースだったのだが、ピンポイント予想とその買い目にしていたので、本命に不利があっては馬券も取れない。それでも、従来の予想スタイルに加え、血統面も加味することにより自分の予想に幅が出てきたのは良かった点だ。

◎ ラジオNIKKEI賞 GIII　ハズレ
こちらは梅雨の影響で稍重馬場での開催となった。小倉とは異なり、開幕週にしては重い馬場である。レースはゲート内で暴れていたロードトゥフェイムが大きく出遅れてスタート。外枠のノースブリッジがハナに立つ展開だが、ずっと騎手が抑えっぱなしの展開でノースブリッジは平均よりやや早いペースだが、中団以降の馬にとっては比較的スローな流れ。最後は中団の最内でじっと脚をためていたヴァイスメテオールが差し脚をしっかり伸ばして楽勝。
道中が12秒代と比較的ゆったりとした流れだったため、タイム自体は遅い。レース内容から評価できるのは上位３頭のみ。

２頭軸の一頭であるヴァイスメテオールが勝利したが、ノースブリッジがワールドリバイバルに差されて馬券はハズレ。ノースブリッジは重賞級の馬だと思っているが、メイケイエールを思い起こさせるこの気性では重賞を取るのは困難だろう。気性面の成長を期待したい。レースとしてはもう少し後続を引き離してもよかったかと思うが、この状態でよく3着に残ったと思う。馬券はヴァイスメテオールとの2頭の頭軸で狙いはよかったが、ワールドリバイバルが抜けていたので30万馬券を逃した。この時期に適性を見抜くのは至難の技なので血統面含めて、可能性のある馬は手広く買うことが正解への道か。

今週からは小回りのローカルということもあり、展開面での不利や直線での不利により馬券を外すレースがいくつかあった。血統面含めて手広く買うのが無難なのか。来週は例年荒れる七夕賞を中心に予想する。