7.25 振り返り

新潟は開幕週の超高速馬場で、この馬場でこそ走るという馬がちらほら見られた。そのため適度に荒れるので予想も一筋縄ではいかない。三歳未勝利戦ではこれまでの走りから期待していたマイヨアポアは残念ながら2着だった。糸魚川特別は展開が超スローペースで上がり4Fのレースになり、先行していたハギノアレスが前に残って中波乱に。ランドオブリバティも切れる脚が使えるのかと思わせてくれるレースだった。事前予想で注目していたファユエンは展開・血統面から印を下げたが、やはり新潟の高速馬場適性が低かったようだ。今後は府中のレースに出走するのであれば注目したい。
アイビスSDでは1番のバカラクイーンが最内の経済コースを走る見事な騎乗で三着と大健闘した。このコースどりは来年以降のアイビスSDのトレンドになるのかもしれない。
今週の収穫は、深くは言えないが高速新潟馬場を走る血統。開幕週の結果の全体的な傾向から仮説を立てた。おそらく大きくは間違ってはいないと思うが、来週血統ファクターを馬場・コース適性に加味して検証してみたい。

来週の重賞は牝馬限定のクイーンS。例年と異なるのは開幕週の札幌ではなく、ある程度傷み始めた函館で開催される点で、荒れる要素になってくると思う。同日の新潟メインレースの関越Sも面白そうだ。