8.1 振り返り

◯ クイーンS 的中 三連複 39.1倍
ローザノワールが逃げる展開で、流れは平均ペースくらい。中段にいたマジックキャッスルがじわじわと差してきたが、後方から馬群を縫って一気に追い込んできたテルツェットに軍配が上がった。

蹴り上げられた土の上がり方から、直前に降ってきた大粒の雨の影響で馬場は良馬場よりは水分をだいぶ含んだ稍重よりの馬場だと思われる。この影響で走る馬・走らなくなった馬もいるだろう。本命のウインマイティはまさかの最後方からの競馬。。デムーロ騎手のレース後のインタビューからすると陣営のプラン通りではないと思われる。この時点でほとんど馬券圏内はないと思った。この馬は忘れな草賞のようなレースが理想。２頭軸のもう一頭であるテルツェットはスピードの違いを見せつけて一気に差してきた。他馬とはパフォーマンスが違うといったところだろう。予想外にサトノセシルは差す競馬になったが、しっかりとフェアリーポルカを差し切ってくれた。雨が降ったことが幸いしたのは同馬ではないかと思う。この馬の持続力を信じて、思い切って逃げていれば勝利もあったかもしれないが、大野騎手にはそこまでは求められないか。どうも最近、これまで先行していた（先行できる）馬を後ろから差す競馬に変えるケースが多く残念である。


◯ 関越S 外れ
フォックスクリークが逃げる展開だが、多頭数にしては落ち着いた流れで、後半ロングスパートの展開で持続力とスピードが問われる展開。サトノウィザードが高いスピード能力を生かして豪快に差し切った。

勝利したサトノウィザードは後方からこの流れで上がり3Fタイム33秒を叩き出した。高い心肺能力と高いスピード能力を備えるといっていい。ただ軸にするのはリスクが大きい脚質なのは確か。新潟で中距離のGIが開催されればなぁというくらいポテンシャル・適性が高い。ただし脚質的にはGI向きではない。
本命としていたマイネルサーパスは道中かかり気味で直線で伸びきれず最後は失速した。調子を落としているのか成長ピークが過ぎたかよく分からない。結局何から買おうがソッサスブレイは見抜けなかったので馬券的には同じだが。そのソッサスブレイだが、後から見返すと血統的には適性がなくはないように見えるが、それほど強調する面もなかった。詳しくは言えないので月並みな言い方になるが、結果的には父・母系のいい面が出てきたのではと推察する。いずれにしても血統的には後から色々言えるのだが、レース前に見抜けるかというと傾向くらいは読み取れるが走るかどうかまでは完全には分からない。ただ、自分の適性プロファイル予想に対して強力なバックデータになるのは間違いない。他にもこの馬からいくつか分かった点はあったので今後に活かしていきたい。

ソッサスブレイは変な名前だなと思っていたが、調べてみるとナミブ砂漠にある最大の砂丘群の名前だそう。（名前からもやはりダート馬なのだが。。）

来週は3歳と古馬のダート重賞で、ここ最近は予想が不調だが、今年の課題であるダート予想もコツを掴んできたので、気を取り直して予想していきたい。