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2021/09/12 05:33
振り返り9.11
◎ 紫苑S GIII
アビッグチアが先手を取る形で、前半6F 59.7秒、後半6F 58.5秒で後半は全て11秒台のロングスパートで3歳牝馬のレースにしては非常に厳しい流れ。その中でもファインルージュが実力通り余裕の抜け出しで完勝。3着のミスフィガロまでが秋華賞の優先出走権を手にした。
上記のようにラップタイムとしては非常にレベルが高く、最後の1Fも11.6秒と決してバテていないタイムでファインルージュが1枚も2枚も上だったことが分かる。本命のメイサウザンアワーは好位から競馬をして、実力を出し切った感じには見えた。対抗のエクランドールは実績に比べて人気先行で、レース経験も少なく高い心肺機能を発揮しなければならないこのペースにはついていけなかったのかもしれない。ルメール騎手が乗って感じている素質の良さもあると思うので、今後の成長を期待したい。ただし秋華賞は阪神で開催されるので、今回の結果が本番に直結するかといえばそれほど単純ではないと思う。
例年の9月の高速中山コースでの好走馬と比べて血統の傾向がかわっているような気もしたので(単純な高速馬場ではない)、京成杯AHではそれも考慮して予想をした(つもり)。とはいえ、今の中山はなかなか特徴が掴みづらい。