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2021/09/20 22:13
9.20 振り返り
◎ セントライト記念 GII
スタート直後に逃げるノースブリッジを交わして1コーナーでワールドリバイバルが先手を奪い淀みない展開となった。前と後ろの群とにバラけるレースとなり、最後は後ろにいたアサマノイタズラが直線で力強く抜け出したソーヴァリアントをゴール前で差し切り、三連単30万馬券の波乱を演出した。3着のオーソクレースまでが菊花賞の優先出走権を獲得した。
全体ラップからすると12秒台のラップを刻む淀みない流れで、前の集団がバテた形になり、アサマノイタズラが展開面で有利に働いた結果の勝利と見る。表面的な理由だとそうなるが、本質はもう一段深く掘り下げると見えてくると考えている。詳しくは書けないが、この展開のキーとなる馬はワールドリバイバルだと思う。結果的に最も強い競馬をしたのがソーヴァリアントである。持続力が試されたレースでの2着の価値は高い。血統予想家が中山2200mはステイゴールド系産駒(持続力タイプ)が買いといっていたがまさにその結果となった。本命のグラティアスはあっさり馬群に沈んだが、調教もよかったので体調の問題ではなく実力だろう。
このレースを見て確信したが、阪神で開催される菊花賞の本命はシャフリヤールではなく、ソーヴァリアントにすると思う。