12.11 レース回顧

◎ 中日新聞杯 GIII - ハズレ
ハンデ戦らしく荒れに荒れたレース。結果的には今年最も難解なレースかもしれない。ペースはスローよりもやや早いミドルペースくらいだが、ショウナンバルディら先行する馬以外にとってはスローペース。ショウナンバルディお得意のラスト6Fからの超ロングスパートで面白いほどに後ろにいた馬が上がってこれなかった。本命にしていたキングオブコージには相当自信があったので、馬券圏外になったことが意外だった。スタート後の2F目からややいきたがったので、横山騎手が行かせたのでそこでやや体力的なロスがあったかと思うが、時計的にはそれだけが敗因のようには思えない。（もし押さえたとしてもその際は遅いペースに巻き込まれて上がれなかっただろう）考えられる要因としてはもう一つあるが、定かではない。いずれにしてもキングオブコージのポテンシャルが最大限発揮できる馬場ではなかったのだと思う。まだ馬場が荒れてない中京2000mは、コースレイアウト的にも・トラックバイアス的にも先行馬が有利となるコースであり、追い込み馬を本命にするのは避けるべきなのかもしれない。

明日の阪神JFの本命は日記にあるようにナミュールとしているが、C.デムーロ騎手がうまく乗ってくれるかだけが気がかりではある。これも自信があったのだが、リゲルSで本命にしていたエングレーバー。これまでの競馬からすると、まさかあれほどまでに後方からの競馬になるとは想定していなかった。さらにあのスローペースの中でも追い出しが遅かったのはいただけない。このレースを糧にJFではうまく乗ってほしいと願うばかりだ。ちなみにリゲルSは急追したエングレーバーが3着に来ていれば的中だったのだが。。