12.12 レース回顧

◎ 阪神JF GI
やや暴走気味に逃げたダークペイジ以外は平均からやや遅いペースで、スムーズな競馬をしたサークルオブライフが外から伸びてきて勝利した。本命のナミュールはゲート入りに一瞬抵抗して、その影響か大きく出遅れた。さらによくなかったのは、リカバリーするために追っつけた後に、ややかかり気味になったことでスタミナを消耗した点。最後は騎手の判断で最内を伸びてきたが、流石にトラックバイアス上は厳しい。それでも4着までこれたのは高いパフォーマンスと馬場適性あってのもの、出遅れた馬身差を考慮すれば・・・という悔しい結果となった。問題は気性面。ゲート練習では問題なかったはずで、本番で出遅れてしまう。これが解消されないと特にGIでは本命にしづらくなった。対抗のウォーターナビレラは逆に心配したいきたがる素振りはそれほど見せずスムーズな競馬をして力を出し切った。1着のサークルオブライフもこれぞ阪神マイルという乗り方で勝ち切った。2着のラブリイユアアイズは、個人的には変化球を喰らったようなもので、この血統パターンもあったのかという新たな知見を与えてくれた。
それにしてもナミュールの出遅れまではシナリオに入っていたがここまでとは、競馬とは想定外が起きることはあり、そのリスクにどう備えるかが大事ということを学んだ。

来週は朝日杯FSでタ（ダ）行の馬が多くて名前が覚えにくいが、前評判のセリフォス、ジオグリフで決まるのか？リスク含めて考えたい。