'22.8.14 レース回顧

◎ 関屋記念
シュリが逃げる展開で、前半3F 36.2の超スローペース。上がり3Fのラップは10.8-10.6-11.6で流石にこれでは後方からの追い込みは厳しい流れ。先行したシュリとウインカーネリアンが残り、ダノンザキッドがなんとか3着に食い込む。

本命のザダルは好位につけるも、馬場がこたえたか全く伸びない。血統的にはもう少しやれると思ったが、前評判通りで高速馬場の方が適性が高いようだ。

対抗のダノンザキッドはパドックで入れ込んでいるという情報があったがその影響があったのかどうかはわからないが、4コーナー過ぎてからの行き脚があまりつかず追い出しがワンテンポ遅れた。その影響もあり3着止まり。

無印の三浦J騎乗のウインカーネリアンが勝利するという全く的外れなレース。このレースは毎年相性が悪い。ただ新潟の雨馬場では学ぶこともあったので次に生かしたい。

◎ 小倉記念
シフルマンが逃げる展開で前半58.9のやや速いペース。好位にいたマリアエレーナが後続を5馬身ちぎってゴール。ヒンドゥタイムズとジェラルディーナが中団後ろから差してきて離れた２・３着争い。もはやGIIIレベルではない。

本命ジェラルディーナは、前半やや抑えながら末脚にかける勝負。小倉でこの展開はややリスクがあったが、なんとか3着は確保したのは高い実力の証。本当の能力はあの馬場でこそだが、極レアな馬場なので、その馬場で走れることはもうないかもしれない。

対抗マリアエレーナは上述の通り圧勝。今回もソダシ同様にクロフネ産駒特有の高い先行力（持続力）が生きた結果。小回り＋クロフネ産駒は逆らえない。

穴のヒンドゥタイムズは血統からはレース適性が高い馬なので印をつけた。レースではジェラルディーナをピッタリマークする形となり、ホー騎手の作戦が功を奏した形だ。

馬券は三連複が的中。リアルでは1点買いのワイドも的中した。

来週は札幌記念GIIと北九州記念GIII。札幌記念は、上位人気になりそうな一部のメンバーを見ればGIといっていいくらいのメンバーである。良馬場であれば1点買いと決めているので楽しみなレースとなりそうだ。