’22.8.21 レース回顧

◎ 札幌記念
良馬場に回復したものの昨日の雨の影響で馬場は結構重い。パンサラッサの逃げは超ハイペースではなかったが、前半6F 59.5のハイペース。後半が61.7で相当タフなレースとなった。ハイペースではあったものの前につけたジャックドール、ウインマリリンが1着、3着、逃げたパンサラッサが2着となった。

本命のウインマリリンはややスタートが悪くポジションどりに手間取った分が最後の脚に響いたか。4コーナーではずるずる下がりそうな手応えの悪さだったが、その割には高い持続力を活かして、しぶとく粘って3着となった。札幌と相性の良いハービンジャーやディープインパクト、ヴァイスリージェント系を持たなかったが、それに相当する血統因子を持っていると考えた予想がしっかりと的中した。札幌コース適性因子も見極めがついてきたが、馬券にはしっかりと結びつかなかったのが残念。

対抗のソダシは、やや馬場が重かったのが災いしたか。昨年とは異なり、よりスタミナが要求される舞台となっていた。ただ高速馬場になったとしても、パンサラッサやジャックドールも高速馬場適性が高いため厳しかったか。

馬券は複勝のみ的中。ワイド・馬連各1点のみだったので仕方あるまい。それにしても、この馬場であれば後続が追い込みやすいと思ったが、全く来なかったのは意外だった。今の相当高いパワーが求められる札幌コースに高い適性を持った馬がいなかったということだろう。

来週は新潟2歳Sとキーンランドカップ。新潟2歳Sを皮切りに2歳馬の重賞レースが本格化する。来年のダービー・オークスに向けて今から楽しみだ。