’22.8.28 レース回顧

◎ 新潟2歳S
朝方降り続いた雨の影響で稍重から始まり、午後には良馬場に回復したが、馬場はやや水分を含んだ状態。前半3F 36.6のスローの展開で、後方から来たキタウイングとウインオーディン、シーウィザードが差してきて、内から抜け出したキタウイングが上がり3F 33.0でまとめて差し切ってゴール。

本命のウインオーディンは、直線で外に降らされる不利がありながらも差してきた届かず。血統からもスピード因子にパンチが足りないと思っていたが、持続力は高いので前に行けば違って結果になったと思うが、仕方ない。

対抗のタマモブラックタイは全く競馬にならなかった。これは完全は的外れ。

単穴のスタンレーは、テレビ中継のパドックでも光の加減で馬体がよく分からず、結局分からずじまい。輸送や環境の違いかは分からないが、ゲート入りを嫌がっていたこともあり、その時点でジエンドか。せめて調教VTRは流して欲しいものだ。

穴のキタウイングは、出遅れて、また馬場の悪い内側を上がり最速の33.0でまとめたことから、高い能力を持っていることはわかるが、クラシックでの活躍まではどうかという感じもする。血統的には適性は高いと見込んでいたが、馬体重とミルファームという点で本命にはしなかった。

今年の新潟2歳Sは、結果的には新潟での未勝利レース勝利後の連闘馬のワンツー。適性が勝敗を決めた結果となった。ただレベルとしては、スローペースなのでタイムからは判断できないが、レース内容を見てもそれほど高いレベルではないと見ている。

馬券は配当は低いが馬連・ワイドが的中。

来週は札幌2歳S、小倉2歳S、新潟記念。夏を締めくくる重賞3連発で夏の最後は大きな花火を打ち上げたいものだ。