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2022/09/10 19:05
’22.9.10 レース回顧(22.9.11に追記・修正)
◎ 紫苑S GIII
木曜日に27.5mmの降雨があり、良馬場とはいえ例年通りの超高速馬場ではなく幾分時計のかかる馬場となった。レースはサンカルパではなくサウンドビバーチェが先行する展開となった。前半60.8秒のスローからミドルペースで先行有利の流れ。サークルオブライフが早めに上がっていくが、あまり伸びず、外からライラックが懸命に伸びてくるが、先行するスタニングローズを捕まえきれずゴール。2着には逃げ粘ったサウンドビバーチェ。勝ちタイムは1.59.9。中盤で12.7を挟む流れでスローペースだったが、それを加味しても物足りないタイム。レースレベルは低いが、強いてあげるとすれば、ライラックとカヨウネンカ。カヨウネンカは直線進路が無く、外に出して急追していたので、この点は見逃せない。
本命ライラックは勝てる要素があったにも関わらず、戸崎Jの消極的な騎乗で3着。珍しくスタートはよかったが控える競馬になり、3コーナーでサークルオブライフに先を越されてもまだ仕掛けず。結局、外を回して馬身差が開き、最終的には直線では届かず3着。ステイゴールド系で持続力は相当高い馬なので、差す競馬よりも粘り切る競馬の方が得意。先行すればしぶとい競馬をするだけに大変残念。超高速馬場ではより一層高いパフォーマンスを発揮できると見ている。
対抗のニシノラブウインクは超高速馬場前提で印をつけたが、そうでもなかったのが敗因と捉えている。
三番手評価のスタニングローズは、Vice Regent系持ちなので、持続力はずば抜けている。このペースで好位につけられれば、上位に来るのは間違いない。展開が勝利につながったと思う。ただ、高速馬場ではない、つまりベストな馬場ではなかった分、切れ味は鈍った。
サークルオブライフは、やはりこの馬場はダメかという内容。血統からして綺麗な馬場は苦手。
馬券は、超高速馬場ではなかったのでサウンドビバーチェを急遽馬券に追加して完全に読みはきったと思ったが、残念。それにしても、1年前から予想方法も進化し、だいぶ馬場の変化とそれに必要となる血統因子(つまり馬場適性)の関係がわかってきたのは収穫。