’22.9.11 レース回顧

◎ セントウルS GII
朝方のクッション値は9.1とやや低いものの、比較的速い良馬場。シャンデリアムーンとファストフォースが作り出す前半32.5Sの超高速ラップ。直線はメイケイエールが余裕で突き抜ける圧勝ぶり。1.06.2のレコード。2着はこのペースで渋とく粘ったファストフォース。馬場差を考慮した走破タイムからの推定レベルはもちろんGI級。

本命のメイケイエールは、さすがにこれだけのハイペースなのでしっかりと折り合いもついたが、気性的に成長したのかもしれない。レコードタイムは高いコース適性がピッタリはまり、高いスピードと持続力の高さの証。若干適性は落ちるかもしれないが、本番でも期待が持てる。

対抗のファストフォースはスピードよりも持続力型で、超ハイペースでも2着に残れる高い心肺機能の証。この馬ならではの走りを見せつけた。ただ開幕週の綺麗な馬場が得意なので本番はどうか。

馬券は馬連・ワイド・三連複が全て的中。

◎ 京成杯AH GIII
朝のクッション値は昨日よりも低い9.1。高いときで10程度は出るので、やや時計のかかる良馬場。
内枠を利して逃げるベレヌスが前半3F 35.5と、重賞にしてはスローペースを作る。それも北風が吹いているので先行する馬はスタミナをほとんど消費していない。それを見て、捲るように岩田J騎乗のミッキーブリランテがその北風を上手く利用して先頭に躍り出て、直線でも粘るが、ファルコニアがクビ差交わされたところがゴール。タイムは平凡だが、北風が吹いていたので参考程度。

本命のルークズネストは出遅れてやる気のない騎乗で終了。書くこともできないくらい何もしていない。
対抗・三番手評価のインテンスライト、シャーレイポピーはよく走ったが、0.3秒差の7着、6着止まり馬券も完全に外れ。T騎手とは相性が悪い。

今週はモーリス産駒に馬券をよく助けてもらった。特に日曜日の中京最終レースのララヴォルシエルはレコードで圧勝。強かった。

来週は三日連続開催。3歳牡牝のクラシックトライアルレースのローズSとセントライト記念が行われる。牝馬はサリエラ、牡馬はアスクビクターモアが一番人気か。秋競馬はGIシーズンに向けてますます盛り上がる。