118件のひとこと日記があります。
2019/02/05 12:21
山野辺 何事にも全力な姿勢
内野手でキャプテンシーを発揮できる選手が中々出てこなかったので、そういった部分でも山野辺には期待したいです。
https://www.hochi.co.jp/baseball/column/20190205-OHT1T50051.html
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西武担当になって1か月、山野辺を取材して最も印象に残るのは「何事にも全力」な姿勢だ。2月1日から始まった宮崎・南郷キャンプ2日目には、早出組で特守。馬場作戦兼守備・走塁コーチに「守備を教えてください」と志願し、憧れの源田と一緒にノックを受けるなどエンジン全開。秋山や外崎と食事に行き、ベテランからのアドバイスに耳を傾ける。「(先輩たちに)どんどん聞いていきたい。教えてもらったことは、全部メモしています。いい経験になるので、吸収して開幕スタメンを取れるように頑張りたい」と常に前のめり。
全力でこなしていく姿はプレー以外でも見られる。さまざまなイベントに引っ張りだこなルーキーたち。選手寮で行われた防災訓練では「火事だ!」「放水!」と誰よりも声を出し、マグロの解体ショーでは、自ら大量のわさびが乗ったすしを食べ、ちゃめっ気を見せたかと思うと、最後には食器をきちんと片付ける。小学校を訪問した際は「かける先生って呼んでください!」と自己紹介。積極的に児童に話しかけ、歩み寄る姿に、少し緊張気味の児童たちが笑顔になり一瞬で人気者に。ファンサービスも仕事のうち、と言われれば否定はできないが、山野辺のサービス精神は、もはや仕事ではないように見える。相手、場所、状況や自分の役割を考えて、どんな場面でも全力で楽しむ姿が印象的だ。
入寮して1週間後のこと。西武が昨年のドラフトで指名したルーキーは、最年少が18歳。最年長は26歳。年齢層が広い。最年長の森脇は寮生ではないため「(寮生で)最年長の僕が、間を取ってうまく雰囲気をつくれたら」とルーキー間の橋渡し役に自ら名乗り。その一言から山野辺の人間性が見え、思わずため息が漏れた。
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