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2019/04/05 11:47

高橋光 菊池雄星塾で学んだこと

https://bunshun.jp/articles/-/11208
https://bunshun.jp/articles/-/11208?page=2

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「僕は身長が高い分、手足が長い。その分、筋力などで補わないと上手く操れないと思うので、昨年からウエイトトレーニングを始めました。もちろん、ただ単に筋力を増やしただけではありません。一番大事なのは、それをいかに野球の技術につなげられるか。例えば、どんなに身体が大きくても、投げる時にグラグラしていたら意味がないので、しっかりと地面を踏んで、投げる瞬間にグッと押せる感覚を覚えられれば、安定感にもつながってくると思うので、そうした感覚の部分なども一緒に取り組んできました」

昨年、肩を故障したことへの考慮もあり、キャンプはB班スタートとなったが、キャンプ中のブルペン、A班に合流してからの練習試合、オープン戦と、実戦を重ねるごとに「自分の思い通りの投球に近づけている」という手応えを深めてきた。「思い通り」とは、「“戦車”です。土台、つまり下半身がドカンと地に着いて、発射(リリース)の時に思い切り腕を走らせてもグラつかない」ことだと表現する。実際、そのイメージをしっかりと体現できているからだろう、今季の高橋光成投手は安定感が格段と増した。

もう1つ、大きな成長を見せているのがメンタル面である。自主トレで寝食を共にする中で、菊池投手から性格の短所をはっきりと指摘された。「僕は、環境によって、ヒョイヒョイ意志が揺らいでしまうところがあるんです。自主トレ中も、集中しきれてない時があって、活を入れてもらいました。シーズン中は、もう雄星さんは近くにいないですし、マウンドに上がれば一人。『誰にも頼らないで一人でやっていけ』という意味を込めて叱っていただいたと思います」。自分のためを思っての大先輩からの愛ある厳しい叱咤に、感化されないはずはない。「今の課題は、そこに限りますね。流されやすいので、先輩の良いところなど、周囲からいろいろ参考にしながらも、自分は自分のやり方がある。自分の軸だけはしっかりともった上で、多くのものを吸収したいなと思います」。自律を己に固く誓う。

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