フォーク から、パンクへ…(その３)

「呪いのハリー」の改造 … は、終わりはしましたが、私は この手抜きギターでは いくら練習しても、良い音が 出る訳が無い…という事実に、愕然…としてしまいました。


！Σ（￣□￣;）



それに、まだ、３人ギター という、根本的に無理の有る バンド編成…が、解消した訳では有りません。


このままでは、まるで「かしまし娘」です。f(^_^;


いや、かしまし娘は ギター２人に、三味線１人です。
ギター３人では、漫才トリオ…よりも、まだ悪い状態です。 f(^_^;


しかし、皆、我が強いので、ギターから転向するつもり なんて、これっぽっちも有りません。


こうなったら、どうせマトモな音が出ないのだから「呪いのハリー」に見切りを付けて、私が ベースに転向するしか、パンピーの私には、生き残る道は有りません。 f(^_^;


という訳で、私はギターに見切りを付けて、ベースに転向する事になりました。



しかし、これでもまだ、「かしまし娘」状態…から抜け出した訳では有りません。


やはり、バンドには ドラム…が、必要です。


しかし、全くの素人には、ドラムは無理です。


そこで、
「こういち、お前、ドラム探して来い!!」


という大輔の無茶振り…が、やっぱり来ました。そう来ると思ってたんだよ…。f(^_^;


しかし、バンドをやろう！…という連中は、圧倒的に なり手の少ない ドラムの子は、通常、取り合いになるので、バンドを掛け持ち…になっている様な状態なんです。


しかも、あの暴力的な人達と バンドを組もう…なんて、物好きが いる筈が有りません。


仕方なし…に、中学校が一緒で、中学時代にブラバンに所属していた友人の 「嵐(ラン)君」を、人身御供？…に差し出す事になってしまいました。


ラン君は、ブラバン部でドラムをしていたのですが、高校は帰宅部だったので、誰も 彼がドラムが出来る…というのを知らなかったので、フリーだったのです。


最初は 承諾を渋っていたラン君ですが、バンドのリーダーに…とか、女友達を紹介する…という、大輔のあの手この手に、遂には陥落し、バンマスとして 加わる事になりました。 f(^_^;



これで ようやく、バンドらしい形になり、バンドは始動…する事になりました。