フォーク から、パンクへ…(その４)

メンバーは４人、揃いはしましたが、まだ 肝心のボーカルが決まっていません。


ドラムの バンマスの 嵐くんと、ベースの私は ボーカルに立候補する気が無いので、


取りあえず ギターの２人にボーカルをして貰う事にしました。

翔君(仮)と、大輔の ２人です。


いつも入り浸っている 大輔の部屋にて、オーディション？しよう…という事になりました。


課題曲は、アナーキーの「東京 ｽﾞ ﾊﾞｰﾆﾝｸﾞ」


この曲は、ﾋﾟｽﾄﾙｽﾞと双璧を成す、ﾛﾝﾄﾞﾝパンクの 大物、「ｸﾗｯｼｭ」の名曲、「London's Burning」を、
日本のバンドの「アナーキー」が 日本語にしてカバー した物です。

もっとも、ちゃんと和訳したのでは無いので、替歌…ですね。f(^_^;



…そして、当日…

放課後に 大輔の部屋に集まり、オーディションが 開かれました。

嵐君は、そもそも来る気が無かった…のですが、最後はバンマスの判定…との、訳の解らない理由で 引っ張り込まれていました。(御愁傷様…)f(^_^;


私は、コードさえ解れば 適当に ストロークで良ければ弾けるので、フォークギターで伴奏です。


先ずは 大輔から…。

「東京s ﾊﾞｰﾆﾝｸﾞ〜♪〜」

え!? ( ; ゜Д゜)


お経 !?


お… お… 音階が無い…

(|| ゜Д゜)



歌い終わった 大輔がトイレに立った瞬間、緊急ﾐｰﾃｨﾝｸﾞに…なり、瞬殺で 翔君 のボーカルが 決定しました。

ただ、そのまま形だけ 翔君の オーディションもする事と、傷付けちゃ悪いから、「大輔はリードギターに専念して…」と、バンマスの嵐君から言って貰う…という事で落ち着きました。


その後、形だけのオーディションが 終わり、ボーカルとリードギター が決まったのでした…。


f(^_^;