フォーク から、パンクへ…(その10) ｺﾝﾄﾗﾊﾞｽ事件(前編)

バンドの練習を続けていくうちに、BLACK CATS の曲を…という大輔の意見により、

先ずは バラードの曲 「雨のｺﾆｰｱｲﾗﾝﾄﾞ」を取り入れました。


というのも、うちは今のところﾋﾟｽﾄﾙｽﾞばっかりやっているので、
ライブでやるなら、気の抜きどころ…というか、スローな曲を 少し入れた方が…という、これまた 大輔の意見により、取りあえず 数曲、BLACK CATSの曲を…という事になりました。


BLACK CATS は、ベースは ウッドベース(ｺﾝﾄﾗﾊﾞｽ)を使用した ロカビリーバンドなので、
エレキのベースでは 音の感じが 違う…と大輔が言い出したのです。

しかし、ウッドベースは、安い物でも10万円以上はする、学生にはちょっと手が 出し難い値段で、しかも、それにマイクを付けたり…の改造を 施さないといけません。


私に、買え 買え…と言って来ますが、どう考えても無理なんで…。f(^_^;


そうこうしていると、嵐君が 、ブラバン部に ｺﾝﾄﾗﾊﾞｽが 有るらしい…と、友人から聞いて来たのです。


クラスの友人のブラバン部の子に話が有る…振りをして、確認しに行ってみると、有りました…有りました。

(^。^;)


今は全く 使われていない様子…


じゃあ、拝借しちゃえ!!


( ・∇・)


って、話が纏まった様で、職員室から 音楽室の鍵を盗んで来るよう 指令が…。

生徒会の役員だった私に、久々の無茶振りです。f(^_^;


ただ盗んだら、確実にバレますから、鍵を取ったら急いで鍵屋に行って、合鍵を作り、返しておく作戦…で、何とか合鍵ゲット!!



そして…、決行は、私が所属する地学部の部活(生徒会の顧問が地学部の顧問で、部員が無くてｸﾗﾌﾞ消滅を防ぐ為、生徒会員は全員、地学部員になっている)で、定期天体観測会が有るので、

その日は泊まりになるので、私は 扉の鍵を開けて 手引き する事に…。

f(^_^;



そんで、当日…。


私は 指定された鍵を開けておき(手袋使用)、あとは 天体観測会に 参加しておりました。


すると、次の日 帰宅する段になり、何故だか 警察官と 何人かの先生が 出勤していました。


我々が 観測会をしている際に 、

「尾崎豊…的な事」

が 校内で起こり、当然ながら 当日お泊まりの 我々が疑われた…のでした。


一人一人、個室に呼ばれて、警察官と教師立ち会いの 取調…です。


結局、皆が 解放されたのは、昼過ぎ…でした。

(×_×)