フォーク から、パンクへ…(その11) ｺﾝﾄﾗﾊﾞｽ事件(後編)

帰宅後、徹夜の観測の為に、しばし就寝し、大輔の家には 夜になってから行きました。


大輔の家には、翔君、嵐君…も集まっていました。


何だか 酒を飲んでいるのか、皆 口々に文句を言いっていました。


事の顛末は、こうでした…。


当日、運搬車を手配し 運転するのには、我々は免許証が無いので、１つ上のヨシユキ先輩にお願いしていたようなのですが、


実際の時間になっても、ヨシユキ先輩は一向に現れず…、


電話をしてみたら、
「本気やったん？絶対にバレて捕まるやん!!」


って言って、断られたそうで…。f(^_^;


結局、腹いせに学校に侵入して、

「尾崎豊…的な感じ…」

を やって、逃げたそうでした…。

（￣〜￣；）



ヨシユキ先輩も そっち側の人だから、大輔や翔君も、文句も言えず…で、結局、大輔の家で グダグタ…管を巻いていた…という事でした。

f(^_^;


後日、私がヨシユキ先輩に会った際、その話しになったのですが、


下見してるんだから、真っ先に 私が疑われる事…、そしたら 芋蔓式に、大輔や翔君、そして、自分にも疑いがかかる…。やるんなら、もっと上手くやらなきゃ…って 言われて、納得したような、よく止めてくれた…と、ヨシユキ先輩に感謝しました。

(^人^)



結局、ｺﾝﾄﾗﾊﾞｽ事件は未遂に終わり、私の手元には、使わなかった 音楽準備室の 合鍵…だけが残る…という、何とも みっともない バカ話…だけが残りました。

f(^_^;


後日、外部からの侵入を許し、尾崎豊の歌的な 惨状になった事…が問題視されたのか、

うちの学校にも、ようやく「セコム」を配備する事になったようで、２度とその様な事件が 起こる事は無くなったようです。


めでたし、めでたし…。

ﾁｰﾝ〜!


f(^_^;