パンクから受験生に…

いよいよ 受験生…という段になり、今更ながら 真剣に 今後の進路について、考えねばならない時になり、

取りあえず 手に職を付ける…のが良いのではないか？…という考えに至りました。


という事で、早々と 進路指導室に 相談に行く事としました。


というのは、うちは片親で、お世辞にも裕福…と言える家庭では無く、先に兄が 専門学校に進学した事も有り、経済的にキツい状況…に有りました。


進学を考えるなら、働きながら学べる環境か、奨学金 しか有りません。


私の学力を考えると、前者が妥当な気がしたので、その相談に行ったのです。


その時、進路指導室にいた 室長？の Ａ先生は、実は 生徒会の顧問の１人…でした。
生徒会は、他のクラブ活動とは異なり、顧問が５人くらいいて、代わる代わる 議事をしている時にも参加しておりました。

我々の世代の生徒会は、前年迄とは ちょっと違っていたようで、色々な要求を学校側に 繰返し、学校の規則の緩和や 学食のメニューの拡大や 改善に、やたらと 力を入れておりました。


たいした事では有りませんが、靴下、手袋の自由化や靴の自由化など、議論に議論を重ねて、

今の時代にそぐわない…と思う規則を 緩和し撤廃する様にしていたのです。

その時、最後迄 抵抗していたのが、Ａ先生でした。


最初から、嫌な予感はしていたのですが、進路指導室に入るなり、

「何しに来たんや？」


「はぁ!?」
なんじゃこの オッサン。完全に、根に持っとるやん。


しかし、私の進路が掛かっていますから、ここは冷静に… と、諸事情を説明し、就職し、進学したい旨を伝えたのですが、

「お前らみたいなモンに、そんな事が勤まるか!!」


と、ケンモホロロ…にいい放たれて、

こら、こいつに何言ってもアカンわ…。となった訳です。

f(^_^;


その後は、自分で調べていくしか有りませんが、インターネットも無い時代です。困難をきわめましたが、親のつてを辿り辿って、何とか学校を決めて、就職先も決めて来ました。