卒業した筈なのに…５

ライブの 大々的な失敗から 何故だか 大輔のボルテージが 上がりました。
彼も そこそこの失敗はしていた？…のでしょうが、矛先は 我々 メンバーに及んでおりました。


事ある毎に あのライブの失敗を取り上げ 、とにかく練習が足らない…と、ブラック・サバス の ｱｲｱﾝﾏﾝ やら、ディープ・パープルの ｽﾓｰｸ ｵﾝｻﾞ ｳｫｰﾀｰ やら、ジギーの グロリアやら、練習曲…だと言って、次々に持って来て やる様に促して 来ました。


それに付き合って やってはいたのですが、正直言うと、それ程 やりたい曲…でも無かったし…。 f(^_^;


それに、何かと口喧しく 此方のミスはしつこく指摘する様になって来ました…。

中でも、嵐君への攻撃はすさまじく、あんまり煩いので、皆が 辟易…としていた頃に ある日 ジョニーが飛びました。


(@￣□￣@;)！！


その頃には、彼は 学校にも 足が遠退いていた…らしいのですが、


急に 学校に来なくなり、ある日、彼の親が 退学届け を出して行った…そうです。


バンドの事が原因だったか、学校に不満が有ったのか、はたまた 自身の中で 何かが 踏ん切りがついたのか…？


何れにしても、彼は田舎に帰って 家業を継ぐ 決心をした…みたいでした。


( ´△｀)



ジョニー ショック と、大輔のボルテージの高さに、やや嫌気がさしていた頃、嵐君から バンドを脱退する旨を相談されてしまいました。


私も正直、もう いいかな？ … という気持ちになってはおりましたが、大輔が 逆上 するのが面倒で … 。f(^_^;


どうにか、ソフトランディング 出来ない物か…と思案していたのですが、

ある日 大輔から呼び出された我々は、大輔の方から 脱退…を告げられてしまうのでした。

( ゜o゜)


どうやら、我々には 見切りを付け、新たなメンバーと やりたい…との事でした。


私には とんだ取り越し苦労 … だった訳ですが、これは渡りに舟です。

彼の 要求を快くのみ、バンドは ２回目の 解散…と 相成った次第でした。
f(^_^;


その後、幾つかのバンドに入ったり バンド募集に参加したものの、上手くいかなかった 大輔から、再再度 バンド結成？…の話が有ったのですが、

それは やんわり無視して断ったのですが…。

f(^_^;