農業日記(その5)

ﾀﾈの続き…です。

地野菜の方が、肥料等も要らないし、その土地の気候にも合ってるから、そちらを作れば良いんじゃない？

…って思う方もおられるかもしれませんが、主流がF1種になる理由としては、

1)　収穫数(量)がたくさん取れる
2)　見映えが良い
3)　消費者が、そちらを好んで買う

という事だと思います。

例えば、里芋のｱｶﾒ(芋が赤い)なんかは、収穫数が、普通の里芋の半分です。道端で作物を売ってる人に聞いたのですが、5個100円で売ってる普通の里芋と、5個200円で売ってるｱｶﾒ。結局、売れるのは、普通の方です。煮炊きしたら、ｱｶﾒは崩れ難くて美味しいんですけどね。(^_^;)

また、縦長の瓢箪みたいな南瓜なんか、スーパーの袋に入り難くて、持ち運びが不便だったり、1m位あるナスなんかも、スーパーの袋に入れるなら、切らなきゃ入らない…。(^_^;)

結局、売れないから、作らない…ってなるんです。

味が違うので、上手く販路を作れたら良いんですけどね。

難しいですね。(^_^;)