192件のひとこと日記があります。
2020/07/29 21:24
犬と少年
馳星周さんの『少年と犬』をさっそく読みました。
私は内容をまったく知りませんでしたので、第一章が一番はらはらしました。
ネタばれになるといけないので詳しくは書きませんが、人と動物の絆、人が動物から与えてもらう優しさ、などなど、本当に心温まる小説でした。
この後どうなったんだろう・・・と考えたくなる終わり方でした。
私個人としては、「僕のワンダフル」シリーズのベイリーのように、別の犬に生まれ変わっても、偶然に偶然が重なって、大好きな飼い主さんに再び会える、という展開だったら泣けるなぁ・・・と一人で泣いていました(笑)。
これがお別れではない。ずっとそばに、そして心の中にいる。
応援馬がレースで命を落としてしまったり、ある日突然抹消で行方不明になってしまった時に、そのように思えるようになることが必要なのかもしれないなと思いました。
次は「首里の馬」を読みます♪