始まりと終わりの繰り返し、それが日常

今日もそろそろ起きている時間が終わり、寝ている時間が始まる。
明日になれば、寝ている時間が終わり、起きている時間が始まる。
呼吸ひとつをとってみても、
息を吸う始まりがあればその終わりもあり
息を吸う終わりが来れば息を吐く始まりがくる。

そんな始まりや終わりを意識して暮らす人は、
普通はいないとは思いますが…

人との関係は出逢いと別れを繰り返す。
出逢いを始まり、別れを終わりと考えると
人との関係も始まりと終わりの繰り返し
まれにその別れが喜ばしく思える時が有ったりはしますが
大体は人との出逢いは少し嬉しく、人との別れは少し淋しい。

しかしその人と別れる為に出逢い、
その人と再び出逢う為に別れる、そう考えると、
出逢えればその別れを思い少し淋しく、
別れればまた出逢えると思えて少し嬉しい。
何か矛盾しているように思えても、
そのような人との関係もあったりする。

人々は幾つもの始まりと終わりを積み重ねて日々を送っている

ありふれた始まりと終わりの繰り返し、
たったそれだけの日常の中で、人々は喜び、人々は悲しむ
それが生きている証、愚かであり、素晴らしくもある

安定した始まりと終わりは人々に安らぎを与え
予測できない始まりと終わりは人々を不安にする。

今夜はそんな事を考える
まるで答えのない事に答えを求めるように…とか…汗