感染しました…有り得ない様な確率で。

去年、個室に入院中の私が、感染などあり得ないと思ってました…。

感染判明後…転院…肺が焼ける様な痛みと苦しさに…

あぁ…こんな風に終わるんや…と生きることを諦めました…。

苦しさと、絶望…頼むから、早く終わらせて欲しい。

…と願う、薄れた意識の中で、諦めずに声を掛けてくれる人達がいました。

聞こえますか？もうすぐ楽になりますから頑張って下さい！

必死に声を掛けてくれる人達…赤の他人に、我が身をリスクに晒しながらも必死に声を掛けてくれる医師や看護師。

私は思いました。
あぁ…まだ生きなければ…
自分が諦めてはいけない。

私が今日も、生きているのは、高性能な医療機器や特効薬では無く、諦めないあの人達の声のお陰だと…心から思います。



退院した今も後遺症であろう症状に悩まされてはいますが…それでも親身に対応してくれる、皆さんには感謝の気持ちしか無い。


幸い私の濃厚接触者は、感染してなかった。


それが分かるまでの恐怖感、罪悪感、私に関わったばかりに…と考えてしまう、長い時間…

経験しないと分からないだろうと思いますが、想像以上に苦しいものです。


どうか考えて欲しい。コロナの恐ろしさは健康被害よりも心を蝕む病だということを…それは感染者だけで無く、周りの人も巻き込んで行くということを…


そして、医療従事者の方達…医師や看護師だけで無く携わる全ての人達に感謝の気持ちを持って欲しい。

できれば、いつも有難うございます。
…と声を掛けて欲しい。


なぜなら、今この国を守ってるのは間違いなく私よりも私を諦めなかった、その人達なのだから…。


政治家の皆さん、私は大丈夫！と街に繰り出す皆さん…貴方達の大切な人を殺してしまうかもしれないのですよ？


もう一度よく考えて欲しい。