母が亡くなりました

まったく久しぶりの上に、競馬に関する話でもないのですが、自分の気持ちを整理するためもあって、書きたいと思います。
先週の月曜日、すなわち7月8日に私の母が亡くなりました。
2年前から寝たきりで、長く入院したのち今年春に特養ホームに移っていました。
詳しいことは申し上げられませんが、精神的に大きなダメージを受けるようなことが度々あり、もともと患っていた病がどんどん重くなっていったようです。

私は実家から離れたところに住んでおりますので、コロナ禍もあり見舞いに行くことが一度もできませんでした。
臨終にも間に合いませんでした。
昔黒柳徹子さんが「夜に爪を切ると親の死に目に会えないと言われていますが、結局私もそうでした」とおっしゃっていたのを読んだことがあり、「俺もそうなんだろうか」と長年思っていましたが、やはりそうでした。

私のような親不孝者、後悔してもしきれないことはたくさんありますが、これからきっと、たびたびそれが頭をよぎって、きっとつらく苦しい気持ちに苛まれ続けるだろうな、と思います。

私は、力が抜けてしまって、一時は食事もあまり喉に通りませんでした。

でも、これからも前向いて、生きていくしかないのだと思います。
生きている者の務めは、これからも生きていくこと。
それがたぶん、世を去った人たちへの供養なんだと思います。
生きて、泣いたり笑ったり、怒ったり、感動したり…。
そんな日々を、大切にしていきたいです。