85件のひとこと日記があります。
2019/06/24 23:27
牧場地帯を走る日高本線
苫小牧と様似を結ぶJR日高本線は、鵡川を過ぎたあたりから日高の牧場地帯に入っていく。
車窓から牧場の馬たちが草を食んだり仲良く駆け回っている姿を見ることができる。
沿線の各駅の中でもっとも牧場に近いのが、浦河町の絵笛駅だ。
だから絵笛にある牧場からは、日高本線の列車がのんびりと走っていく姿を見ることができた。
画像は2013年の3月、絵笛の渡辺牧場にて。
下手な写真だけれど、草を食む馬の向こうに1両だけのディーゼルカーがのんびりと走っていく姿が見える。
現在、日高線の鵡川〜様似間は、高潮による護岸流失などの影響で、不通となっている。
だから、今絵笛に行っても、このような光景は見られない。
地元ではJRの存廃について議論が続いていて、沿線の大半の自治体は「廃止やむなし」の方向に傾いている。
JR北海道自体が深刻な経営難を抱え、復旧・運転再開どころではないために廃止の意向を強く持っていて、現状ではこのままこの区間が廃線になるのは避けられそうにない。
私は、もう一度絵笛まで列車で行って、牧場からのんびり走る列車を見てみたい。
それが叶わぬ夢になって欲しくないのだ。
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首都羅臼さん
しゃらさん、いいねとコメントありがとうございます。
実際に現地に行って乗れなかった残念な気持ち、分かります。
本州からこちらに来られる方もローカル線の旅をすごく楽しみにされている方が多いので、なんだか申し訳ないような気持になります。
ある意味、日高線のようなローカル線の旅ほど贅沢なものはないと思います。
時間に追われることもなく、のんびりと列車に揺られながら輝く海や緑の牧場、大好きな馬を眺めながらビールでも飲むのは豪華列車の旅とはまた違った楽しさがあります。
初めて降りる駅ではちょっとドキドキしながら、その先に待っている景色や馬との出会いを楽しみにする…。再びそんな日がやってくるのを願ってやみません。 -
首都羅臼さん
エドリンさん、いいねとコメントありがとうございます。
そうですよね、馬好きにとってこんなに素敵な路線はここだけですよね。
のんびりと馬を見ながら、苫小牧で買った駅弁を食べたり、帰りは馬たちの思い出をかみしめながら寄せては返す波を見たり…。
そういえばエドノドリーム君に会いに行った時も日高線に乗りましたよね!
いろんなことを思い出します。
利用者が少なくて採算が取れない、だから維持できない、それは仕方がないのかもしれません。JRもボランティアではありませんから。
でも、それと引き換えになにかとても大きなものを失おうとしているような気がしてなりません。 -
しゃらさん
去年秋日高に行った時に、初めて鵡川〜様似間が不通になってることを知って(無知ですみません)とても寂しかったです。出来れば列車に乗って風景を楽しんで見たい、と思ってたので。。
片側にキラキラと輝く海が広がり、そしてもう片側には馬達が草を食む風景…贅沢でかけがえのないものですね。 -
しゃらさんがいいね!と言っています。
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エドリンさんがいいね!と言っています。
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エドリンさん
懐かしいシーンですね。
日高本線は私も大好きな路線でした。
左側には海が、反対側には放牧地で草を食む馬達の姿が見える、こんな欲張りな光景が見られる電車ってこの路線だけじゃないでしょうか?
いろいろな問題があるのでしょうが、出来るものならもう一度乗ってみたいです。 -
月のあかりさんがいいね!と言っています。
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みゅうげさんがいいね!と言っています。