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2019/06/28 23:25
夏競馬の愉しみ
宝塚記念をもって春のG1シリーズも終わり、本格的な夏競馬のシーズンに入った。
ここで一息ついて秋に備えるのは、春に活躍した馬たちもそうだし、競馬ファンの中でもそういう人は多いと思う。
私も、ちょっと気が抜けたようになっているのだが、夏競馬には夏競馬の魅力もたっぷりあるので、これから9月初頭まではまた違った楽しみ方をしたいものだ。
まずは何と言っても新馬戦。
現在はダービーの翌週から新馬戦が始まるけど、気持ち的にはローカル開催に移行するこれからが、本格的な新馬デビューということになる。
注目はやはり新種牡馬の産駒たち。
今年の新種牡馬で一番産駒数が多いのはキズナで、すでに中央で勝ち馬を出している。
しかし個人的には何と言ってもゴールドシップの産駒に大注目。
いつ、どの馬が勝ちあがり第一号になるのだろう?
産駒は、あの父のやんちゃさと気まぐれさを受け継いでいるのかいないのか。
前評判は高くなくても、きっとダイヤの原石はどこかに埋もれているはずである。
そんな産駒を見つけられたら、楽しさも二倍、三倍になるだろう。
もう一つは本格的な北海道シリーズの始まり。
この先函館記念や最初の2歳重賞、函館2歳Sがあるし、札幌開催に移れば札幌記念やエルムS、札幌2歳Sなどが目白押しだ。
札幌では、開催終盤にワールド・オールスター・ジョッキーズも行われ、中央・地方・海外の選抜騎手たちが腕を競い合うのも楽しみだ。
北海道に住むものとして、競馬が一番身近に感じられる季節である。
暑さにめげず、馬と人の織り成す芸術を、心行くまで堪能したい。