85件のひとこと日記があります。
2019/07/10 17:28
函館記念 エリモハリアーに会いに行って
函館記念、夏の函館開催最大のイベントである。
ウインザーノット、サッカーボーイ、ワコーチカコ、パルブライト、サクラオリオン、トウケイヘイロー…。
思い出深い馬たちの名が、勝ち馬に並ぶ中、このレースを連覇した馬はリュウズキ、ツキサムホマレ、ウインザーノット、エリモハリアーの4頭しかいない。
その中で2005年から2007年にかけて、3連覇という偉業を達成したのがエリモハリアーである。
有り余る素質を持ちながら、気性面の問題で活躍できない馬は多い。
ハリアーもまたその気性の激しさは如何ともしがたく、初勝利までに8戦を要している。
その間に去勢され、種牡馬への道は閉ざされた。
面白いことに、2005年にこのレースを制して以降、2010年7月のラストレースまでに彼が勝ち星を挙げたのは3連覇した函館記念のみである。
毎年毎年、いい思い出のあるレースだけは俄然やる気を出すかのように激走する姿が面白くて、ずっと大好きな馬だった。
そんなエリモハリアー、引退後は大好きな函館競馬場で誘導馬になった。
小倉の顔だったメイショウカイドウのように、その競馬場ゆかりの馬が引退後もそこでファンの注目を浴びる仕事に就ける、なんと幸せなことだろう。
私もエリモハリアーが、函館記念で誘導馬を務める姿を見たくて、その機会をうかがっていたが、2015年にようやく夢が叶うことになった。
モンテクリスエスと並んで、彼は堂々と歩いていた。
パドックで出走馬たちの中にチャカつく者がいても、全く動じることのない姿には、かつての気持ちだけが空回りしていた頃の面影はない。
彼がやって来るたびに、夢中でシャッターを切った。
昨年の夏を最後に誘導馬を引退したハリアーは、白老のホースガーデンしらおいで余生を過ごすことになったが、その年の12月に残念ながらこの世を去った。
のんびりと草を食む姿を見てみたかっただけに、非常に残念だったけれど、私の脳裏には今も、堂々として賢いハリアーの誇らしげな姿が焼き付いている。
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首都羅臼さん
続きです。
ナカヤマフェスタに初めてタイトルをプレゼントしてくれた孝行息子、また元気な姿を見せてくれることを願ってやみません。 -
首都羅臼さん
しゃらさん、いいねとコメントありがとうございます。
しゃらさんもハリアーお好きですか!
名前かっこいいですよね。車の名前から取ったのでしょうかね。
調べてみたら、ハリアーは「チュウヒ」という鷹の一種の名前だそうです。
逞しい感じもするし、言葉の響きとしてもいいですよね。
幸四郎君が(もう幸四郎「先生」でしたね…)騎乗したのは3連覇がかかっていた時でしたね。
1年近く休んでいて、復帰戦でもいいところがなかったので、大丈夫だろうか、無理なんじゃないか、との心配を吹き飛ばしてくれました。
馬場適性とか、コース適性とかじゃなしに、純粋に函館を愛していたのでは、函館では俄然張り切っていたのではないかと思えてなりません。
また会いに行きたかったです…。
ガンコ、「休養のため放牧」と出ていましたね。
怪我とかではないと思いたいのですが、私も詳細が知りたいです。
ナカヤマフェスタに初めてタイトルをプ -
しゃらさん
こんばんは。
エリモハリアーさんのお話をありがとうこざいます。彼はイケメンですが、名前もすごくカッコいいと思うのです。私は函館記念三連覇の中でも武幸四郎ジョッキーとの勝利が印象に残っています。
あまり人気もなかったと思うのですが、函館記念だけは本当にスイッチが入ってました(^-^)
もっともっと長生きして欲しかったですね。
函館記念といえば、応援馬のガンコさんの出走を心待ちにしていたのですが、名前がありませんでした(;_;)
どんな様子なのか気になるところです、、、。 -
しゃらさんがいいね!と言っています。