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2019/12/21 00:30
レッツゴードンキ、ついにラストラン!
レッツゴードンキ。
桜花賞馬ながら7歳まで現役を続けてきた彼女が、今日(21日)の阪神Cでついにラストランを迎える。
桜花賞を勝った時は、マックスビューティの血を引くステイゴールド産駒、ココロノアイを応援していたこともあり、5番人気で逃げ切ったレッツゴードンキにはあっけにとられてしまった。
「桜花賞馬だというのに、なんだか野暮ったい名前だな〜」。これがファーストインプレッションである。
その後は距離が長かったり、折り合いを欠いたりして勝てず、長いトンネルに入ってしまうが、短距離に照準を定めてからはだんだんと成績が安定していく。
2017年の京都牝馬Sで久しぶりの勝利の美酒に酔い、短距離G1の常連としても存在感を示していく。
結果、G1では2着が4回と、あと一歩及ばなかった。
けれど、こうして懸命に踏ん張っていつも掲示板に馬番が載る彼女に、私もいつしか熱い声援を送るようになった。
惜敗続き…。
なんと歯がゆいことか。
けれど、なんて一生懸命に頑張っているのだろうと、私が健気に思って好きになる馬は、いつもこのタイプである。
そして、今彼女の引退を惜しむ声が盛んに湧き起っているのを見ると、それは私だけではないのだな、と嬉しくもなる。
彼女はまた、大変な美少女・美女でもあった。
容姿の美しい馬はいつだって人気もあるし、面食いの私もこのタイプにはぞっこんである。
だから、一度でいいから彼女を競馬場で応援したかった。
そんな彼女が、ついにターフを去る。
レース終了後には引退式も行われるという。
なんだか感無量だ。
まずは無事走り終えて、みんなを安心させてほしい。
とにかく無事に、そして愛らしい姿を引退式で存分に見せて、北海道に帰ってきて欲しい。
「さよなら」は、言わないよ。
別れは新たな彼女の人生の始まりなのだから。