七夕賞全頭 アウトライアーズ

もともとあのウインブライトと、スプリングSで接戦を演じた馬で、能力はピカイチな面があった。3走前で小倉で勝ち上がりしたが、まくり方的にはこのクラスには止まらない馬だということを改めて思った。オープンに昇級してから、なかなか結果を残せていないし、新潟大賞典ではまくりでいい具合に行ったのにもかかわらず、少しバテ気味になって大敗。その面を考えれば今回の距離同ていうのはプラス材料はない。前走は力負けだけにハンデで勝負したかったが、54キロではどうにも。
血統面からは先週買ったブレイキングドーンの父のヴィクトワールピサの産駒。ブレイキングドーンもそうだが、後ろから言って前に早めに仕掛けるというのが、この産駒の特徴であるとは思うが、使い減りというのは全くなく叩けば良化していく血統。あとは1800の方が相性が良く、非根幹距離に強い父ではある。今回の条件をおさらいしたが、福島の芝コースの2000というのは相性が良くない。福島という競馬場がまずよくはないが、1800の方が圧倒的に違う。さらに、この馬にとっては母父がフレンチデビュティ。夏競馬の福島、春の福島のスタミナがいる馬場には合わないというのが本音。小回りのてきせいというとも近親などからはあまり感じられなく、母の戦績からもどうやら中山の方が合うという印象。オープンのベストコースならまだやれる。
ポイント1.△
ポイント2.×
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