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2019/07/31 21:47
小倉記念 アイスストーム
2走前の調布特別を勝った時に、メンツは揃っていなかったレースではあったが、その時の鞍上であった武豊騎手がこの馬は小倉記念へ向かいましょうと行ったほど、準オープンの身でもそれくらい重賞級であった馬。未勝利を勝った時に、秋成長させて菊花賞に行きましょうという和田騎手も行ったよう、能力というか、素質はずば抜けていい馬で、重賞をいずれかは取らなければならないはずの馬。正直2走前の調布特別に関してはメンツにも恵まれた感じはある。1000メートル通過が、61.6というスロー。前半が37.1-33.3という後傾ラップをしっかり差し切った。これはエプソムカップと流れが似ていて、序盤スローであったエプソムカップに関してはまんまとレイエンダ、サラキアの2頭が前残り。そのため、東京1800のスローを差し切ったこの馬は評価できるのでは。その時から強い馬ということは確かであったが、前走コースが変わって、栗東方面に戻って快勝。阪神1800は、小回りコースなのだが、それを13番手から差し切り勝ち。前半飛ばしたハイペースをしっかり差し切ったところは普通に評価できるし、ここ2走でこのような完璧なレースセンスがあるということは昇級しても即通用する。オープンを飛ばして、ローカル夏重賞へときたが昨年8着のキョウヘイも同じローテだが、4秒近く勝ちタイムが違う。昨年の二の舞にはならないか。この小倉の馬場も合いそう。
血統的には過去相性の悪いミスプロ系の父。ストーミングホーム産駒はスプリント馬で有名のティーハーフが代表産駒。マキャヴェリアン 系でもあって、平坦コースの競馬場は得意。ティーハーフも京都の重賞、オープン、函館でいいレースをしているよう、マキャヴェリアン 系というのは坂がない方が非常にいいパフォーマンスをすることができると言われている。秋華賞でもお世話になる血統だけあって、平坦コースの今回はなかなかいいのねは。ただ、距離の不安面もないわけではない。この馬のベスト距離というのは1800であることは間違いがない。母系にロベルトが入っていて、小回りでスタミナをロスさせずに競馬ができれば十分勝ち負けだろうが、ロベルトの良さをうまく出せない、外枠に入ったら少し危ない印象。血統全体に見ると、祖母がアメリカジーワン馬。パワーもあってストーミングホームならダートでも走れるほどパワーはある。スピードが薄いだけで小倉の適性は高いはず。前走のように後ろから行くと伸びきれない可能性もあるが。
グレイゾウリンは持っていない。
小倉→◎
距離→◯
ポイント→×
スピード→△
全体評価B +