関屋記念 ハーレムライン

前走まさかの激走。なんと枠連を自分自身とっていたのだが、確か同じ枠にショウナンライズがいて、8枠のアルーシャ、プロティガルサンへと流したら、1枠のハーレムラインか！と衝撃を受けた前走。
早熟だったのかと思ってはいたが、勢いがあった頃までの追い切りまで調子は取り戻してきていた。この馬軽ハンデの重賞の時は全くと言っていいほど走らなかったが、左回りがあったのか、前走はすごい接戦を制しての勝ち。昨年の9月からコンスタントに使っていて、馬がバテていた可能性も高い。休み明けの前走快調に勝ったということは疲れていたのかもしれない。休み明けの成績だけ見ると、谷川岳、紫苑ステークスともに、好走していた。休み明けの今回も期待はできる。東京マイルでの勝ちがあるように、左回りの広いコースは合うのでは。
父はマンハッタンカフェで非根幹距離が合う血統ではあるが、前走根幹でしっかり勝ち切ったというのは普通に評価できるし、母系はノーザンダンサー系に、レッドゴッド系と、気難しい牝馬のタイプ。連勝していた頃の勢いは止まらないものであるだろうが、一度止まったものは止めにくい配合である。
ただ、このレース特有のスピード馬場に対応できるかが疑問で、時計の出る馬場には会いそうにないのが特徴。4走前くらいのキャピタルステークスも、高速馬場の時。そう考えると、この馬にとって夏の馬場は向いていないかもしれない。新潟のコース自体は向いていないわけではないが、時計面に関して、プラススピードがないためちょっと辛いかも。
評価B