関屋記念 ファストアプローチ

2走前の、多摩川ステークスはかなりいいメンバーで、15人気ながら快勝した。この馬もともと札幌2歳ステークスで、2着に入ったりした馬であるが多摩川ステークスに関してはスタミナ勝負になったというか、消耗戦になった。ただ、この馬は洋芝が得意で、小回り戦の方が実力を出すことは高い。基本東京も走るが、それは差し勝負ではなく逃げ切りの馬場か、差し馬が差しあぐねた時のこと。基本この馬は洋芝の得意な馬。じゃあ前走なんで負けたかというと、あのラップではきつい。前半34.9-36.4での後。このラップ見る限り、先行馬には自滅のペースに見える。今回流石にそこまでのペースにはさせないとは思うが、この馬はスタミナとパワーのある馬なので、うまい逃げをかまさない限り、瞬発力勝負になって完敗を喫する。ただ、マイルに短縮、カスタネットの馬でもあるので、逃げ切られてもおかしくはない。父はガリレオ系。サドラー系でタイムがかかる方がこの馬は強い。そのため、比較的タイムのかかる洋芝のコースが得意なのだと見た。母系はもスタミナ血統のモンジュー。スタミナ、スタミナであるので、今回のコースには向いていないが、スピードが少ないのが不安材料か。このレースは最低限でのスピードが欲しいところ。スタミナ勝負に持ち込みたい。小回りの方が向いていなくもなさそうだが、広いコースでも走れそう。ただ、母母父がミスワキ系とパワーのある血統。洋芝はこれも影響しているかもしれないが、坂のある馬場でパワーも少しいるコースで走るよという血統。そういう面で新潟の平坦コースは向いていないかも。パワーのかかる洋芝は平坦ではあるが、少しでもパワー入る。関屋記念は基本スタミナと、スピードで決まるため、この馬には向いていないと見る。
評価C