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2019/08/08 22:50
関屋記念 フローレスマジック
ここのところ、4戦連続牝馬限定戦に出してきている馬だが、敗因はしっかり明白。前走はトップハンデで勝ち馬も、2着馬もかなり軽いハンデ。4コーナーで仕掛けたが最後はバテていたこともあったので、距離が少し長かった感じもある。基本はやっぱりマイル戦向きな感じはする。1800かマイルの方が走りやすそうな感じはするので、前走の負けはハンデプラス距離が長かったという感じ。2走前はデンコウアンジュに足をすくわれたので特に敗因というのはないが、3走前は接戦に持ち込めていた。ただ、まくって脚を使って最後脚が残っていなかったなという印象を持った。その前のターコイズに関しては完璧に明白。中山のマイル戦であの番手から行ったら100%負ける。ちゃんと追い込んでいるし、かなり勿体無い。そう考えればこの馬の敗因はしっかりしている。馬体は重いだけに、前走の重くてはいけない馬場よりはマシになる。今回マイルになって左回りになって伸び脚を使えそうでいい点は増えるが、久しぶりの牡馬混合戦というところは少し怖い。牝馬限定戦で夏ならこの馬調子を上げてくるタイプなので、勝てた可能性もあるが、牡馬混合戦という点では心配ではある。ただ、連勝した頃というのは男馬相手に完勝してきているので、久しぶりでもそこまで割り引く必要はないかなと。血統的には昨年のエイシンティンクルと同じパターンの血統配合だが、関屋記念は牝馬が強いというように、このディープ牝馬というのは相性が良い。父ディープに母父がストームキャットという血統はいわゆる良血という血統にあたる。この血統は、連勝が続いている間は、かなり良いレースを続けてくれる血統。基本マイラーが多いので今回の距離短縮でいっぺんはありそう。新潟の広いコース形態には向くはずの血統ではあるが、新潟か東京か中京かと言われると後二つの方がパワーを生かせれるので好走の確立は高いはず。兄弟には安田記念勝ち馬のサトノアラジン。この馬も安田記念の前の京王杯では上がり2位と惨敗でも伸びていた消化不良のレースから、何かきっかけがあれば変わる血統なので、左回りと、距離短縮で変わるかも。スピードのある馬場でも期待できる。
評価B +