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2019/08/15 21:17
北九州記念 シャドウノエル
前走のテレビU福島賞で初めてのオープン入りを決めた馬で、前走のあのラップから2番手で勝ちきると言う面は評価できるし、安定した能力で走る馬。あまり崩れないことから昇級してもオープンでも即通用であることは確かであろう。福島の平坦コース小回りを前走勝って、その前は中山の小回りで勝った。小回りの競馬場への対応は、かなり高いはずであるし、実際前走も叩いて良化しての快勝であった。その面も考えると今回上積みがかなり見込めて、重賞でも面白いのではないかと思う。ただ、この馬は勝った時のタイムが平凡。まず1.07秒台で走ったことのない馬が、今回のような時計の出やすい北九州記念で即通用するかと言われると少し怪しみを持つ。基本時計が早くなってハイラップになりやすい北九州記念ではあるが、この馬のベストではないし、ハイラップからこの馬の理想の番手が取れるかと言う時計面とレベル面での心配はある。能力は高い馬でいずれはオープンも勝たないといけないような馬ではあるし、バーデンバーデンカップ くらいなら好走できたことはあるだろう。1.06秒台での決着を想定しているしそれで走れるか、逃げ切れるかが重要で、流石にきついのでは。父はルアーヴルといい、フランスの元ジーワンば。日本ではプールヴィルもこの父のよう、スタミナコースでの好走や、時計のかかった馬場で走っていた。フィリーズレビューは比較的タイムの速い時と遅い時があるがプールヴィルは遅い時計の時であった。父は欧州血でこのコースあっているようには見えるが、母系はディヴァインライトで、高松宮記念とかを2着になった実績があるスプリンター。ただ、この血統配合からすると明らかに馬場が渋った時の方が走ると言うか、時計がかかった時の方がしぶとさを増すため、この北九州記念のスピード勝負に対応できることはないか。小回りの競馬場は対応うまいはずだが。
小倉◎
距離△
スピード△
評価4.0