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2019/08/16 13:14
北九州記念 ディアンドル
未勝利後から5連勝中でオープン以上4連勝中。特に前走は16頭数たての葵ステークスをしっかり勝ち切ってきた。勝ち方は全て圧巻の勝ち方といっていいレースばっかであったが、前走は意外にもハイペースにならず、前で競馬したもん勝ちのレースになった。その分アスターペガサスに差されはしなかったが、レースの仕方としては間違いなくアスターペガサスの方がいい競馬をしたと言える。ただ、世代のスプリンターがかなり弱いだけあって、マーガレットステークスも1.09.1と昨年勝ったアンフィトリテと同じタイムでの勝利。葵ステークスも1.08秒での決着で7秒台を出せずに走ってきている。昨年同じく葵ステークス勝って出てきた牝馬でゴールドクイーンは、その前にレースを一回使って51キロでも完敗に終わった。51キロでも叶わないということはこの馬のタイムで52キロでは少し重いと見える。実際52キロに、牝馬分、3歳分のプラス2×2であるので、馬のハンデとしては実質57キロを背負うことになる。少しその分割り引いても56キロでの走りであればあまり成績は残せないはず。やってきたメンバーが少し悪い中この馬が52キロで北村騎手で走るかと言われると。前走2着馬はていメンツの函館スプリントステークス2着。3着馬はCBC賞2番人気も完敗。4着馬は今レース出走も57キロの前走でこの馬よりはるかに強いレースをした。マーガレットステークスのメンツも、2着馬はジースリー13着、リステッド15着。3着馬も、佐世保ステークス13着と面白いように負けている、2歳の時にオープンで勝った2着馬なんかは2勝クラス最下位と、やってきたメンバーが同じく連勝中のミラアイトーンとかなりの差。ハンデ分はあっても飛ぶ予感が抜群にある。1人気はかなり過剰に思える。
父はルーラーシップで欧州スタミナの父ではあるものの、欧州型ミスプロは過去10年で1回しか馬券に絡んでいない。ルーラーシップ産駒も距離が1200は向いているはずもなく、広いコースで小回りの舞台はこの馬のベストコースではない。母系もスペシャルウィークにエリシオとこの距離向きではなさそう。仕掛ければ進む馬だけに思い切ったマイル転向でも走りそうな予感はある。ただ、母のグリューネワルトは新潟のセンチョク線を勝ったように、スピードには優れている。ルーラーシップ産駒は基本前に行く馬が多いだけにスピードは速い馬であることは間違いないだろうけど、距離が向く、小回りの競馬場への対応は少し厳しい面もありそう。父欧州ミスプロで母系はスペシャルウィークはリオンディーズやサートゥルナーリア。リオンディーズは皐月賞完敗してるように小回りコースは対応できない。
危険な人気馬なのでは。!
距離△
小倉△
スピード◯
評価3.9