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2019/08/26 22:03
札幌2歳ステークス 有力馬診断1.ゴルコンダ
前走2歳レコードで未勝利を勝ったのだが、2着馬はプントファイヤーという馬。この馬が今回のレースの想定2番人気のサトノゴールドの新馬戦で2着に入った馬。その時サトノゴールドは0.1差で勝ったが、この馬は大差勝ち。力の差は明白だろう。ただ、未勝利を勝っただけであってルメール騎手が乗って1.5倍近くになるのは少し過剰気味ではないいか。ヴィクトワールピサ産駒というのは基本非根幹距離が得意。脆さが出る種牡馬ではないため、レコード後でも基本大丈夫だとは思うが、2歳の時点でレコードを出している中距離馬は連戦で勝てていることがなかなかない。昨年中山の2000メートルのレコードを更新したシークレットランもそのあと重賞を1番人気で取りこぼした。(京成杯4着)その前もオブセッションが1800のレコードを更新しても重賞連戦で完敗を喫した。そのくらい2歳馬で時計を出してしまうと古馬でも危ない連戦という影響が出てくることは十分あると言えるのではないか。そしてこの馬は何より、前走かなり時計が早く勝った。
ただ、このレース基本時計のかかるレースで、1.50秒台が濃厚。ハイラップに競りかけられた時のこの馬が抜け出せれるかそこがポイントになってくる。ただ、新潟2歳ステークスで惨敗したウインカーネリアンにも新馬で負けているところも心配材料になってきてしまう。
母ゴレラは、米G1・ビヴァリーD.S(芝9.5F),仏G2・サンドリンガム賞,
米G2・ジャストアゲームH,米G2・ファーストレディーS。
ほかに、仏G1・ムーランドロンシャン賞で2着、
米G1・BCマイル,米G1・クイーンエリザベス2世CCで3着などで結果を残した。兄弟のネオウィズダム、エルゴレアはスピードの出る東京1400コースで抜群の成績を残していた。エルゴレアは父がゼンノロブロイだけに、どの種牡馬でもスピードを追加して父の能力を活かすというゴレラの繁殖能力があると見える。マキャヴェリアンを持っていて、洋芝への対応は良く写る。このレースの時計が遅くなるのを対応できるか。