新潟記念1.アクート

前走の佐後ステークスでオープン入りしたが、あの時のタイムは1.57.3という驚異的なタイム。ただ、昨年の佐後ステークスは1.56.6のタイム。勝ち馬は今年の天皇賞春でも2着になったグローリーヴェイズ。今年はアクートの有利な展開にかなり向いたと言える。前半の入りが37.1で、後半が32.9。この瞬発力勝負のヨーイどんの競馬であると、この馬が確実に有利になる。ただ、この馬はある程度レースが流れる展開になると馬券から外れている。佐後ステークスよりは確実に流れるし、その面からしても佐後ステークスよりいいレースをすることは確実に不可能であり、ステイゴールド産駒の勝った後、展開は不向きになってしまうと、確実に前走よりメンツが強化される今回は厳しいのではないか。お父さんがステイゴールドで、母父クロフネというのはこの間日本海ステークスに出走したバレリオと同じ配合で未だ活躍馬はいない。バレリオも、新潟で2回落としていることから使い続けてきて最終週の新潟はこの馬には向いていない。メジロの血がは母母父にあって、その分京都外回りコースへの適性や、東京コースはあるはず。切れる脚というのはなく持続力的脚では新潟記念は勝ちきれない。少しメンツに恵まれすぎていたか。