新潟記念3.カヴァル

目下3連勝中の絶大な期待のかかる4歳牡馬のエイシンフラッシュ産駒。取り上げたいのは前走のマレーシアカップ。これはメサルティムが粘って粘ってマイネルネーベルとの一騎打ちかと思われたところをこの馬はじわりじわりと攻め込んで勝ち切った。佐世保ステークスのエイシンデネブのような切れる脚という馬ではないものの、持続力的切れ味が、この馬には備わっているといったところ。ただ、このレース圧倒的にミスプロ系の成績が悪く、過去10年でアスカクリチャンのみとかなり落ち込んだ成績。母はjraで3勝馬の、ベニーホイッスル。フェアリーステークス2着の実績もあり、短距離のスピードはあると言えるが、ただ、やはり相性のよくないミスプロ系のインブリードを持っているのでそこは割引。ただ、同じ左回りのコース形態で2000メートルのレースを2連勝できていて、雨が降ったほうがいいキングズベスト産駒にとって、馬場が渋って時計がかかれば狙いの一頭。3連勝の実力は普通に認めておきたい。