新潟記念7.ゴールドサーベラス

ここ2戦は鋭い末脚を見せて4着と馬券内にあと一歩まで迫る競馬を見している。基本的に人気を裏切らない馬であり、最近は上がりもかなり使えるようになってきた馬。この馬条件戦はかなりの時間を要したし、少し成績が荒れ気味であった。ただ、ここ最近この馬は能力が安定してきている。そうみれば、成長のピークを今迎えているのではないか。スクリーンヒーロー産駒らしい右回りのコーナーの対応の旨さはあるものの、左回りへの対応もスクリーンヒーロー産駒は晩成になると良くなってくる傾向もある。2走前の谷川岳ステークスを見る限り、左回りが苦手というわけではなさそう。外からしっかり差そうと気味に伸びてきているし、福島の七夕賞は直線大外に出す大外一気。流石に最後馬はバテてはいたものの、猛追して4着。枠も枠で外枠ばっかであるものの、スクリーンヒーローらしいコーナーのうまさは、内枠に入って目立つもの。安田記念4着のグァンチャーレも6番からの内を回っての競馬。この馬がうちからさせれば、いい競馬になって十分馬券内にも入ってこれるのではないか。母父Diesisの代表系、ラインプレアーの主な勝ち鞍は谷川岳ステークス。新潟の平坦コースが得意な血統と考えれば、今回人気ほど上の馬とは離れてはいないはず。スローの切れ味勝負になれば1発あるかも。