京成杯オータムハンデ2.キャプテンペリー

オープンでも重賞でもそこそこ善戦してくれるこの馬。ただ、昔はNHKマイルカップの前哨戦ニュージーランドトロフィーを5着であったり、美容ステークス3着。そして1年前のロードカナロアメモリアルでは同レース出走のプロティガルサンに迫っての2着。今年も中山のマイルコースで勝ち切っているように、昨年まではこの馬のパワーが活かされるような中山マイルで好走を続けてきていた。今回ハンデが54キロで他馬との差もあまり多くない。前走のパラダイスステークスは負けたとはいえ0.5差。ニューイヤーステークスでも2着があることからこのコースでは確実に侮れない。ただ、オープン級になって少し衰えつつある。父がクロフネで、米国系。母系もネオユニヴァースと多少スピードにかける印象にあり、夏競馬の延長線上のこのスピードの出る部隊に向いている気が全くしない。ニューイヤーステークスでも走ったとはいえ、半年近く経てばやはり馬の衰えは違う。せん馬の6歳で父が米国系の母系もダート血統ではワンターンの東京ダートなど試してみてもいいかもしれない。母の兄弟サンプレイスが新潟記念を勝ったように左回りへの適性も高いためダートの東京へとダート替わりした時は狙ってみてもいいかもしれない。