京成杯オータムハンデ6.ストーミーシー

リステッドでも重賞でも善戦し続けていた馬が前走まさかの豪脚一気の末脚で快勝。使いすぎだ使いすぎだと言われている馬ではあるものの、2走前は6月23日の出走ではあるし、前走8月。この500キロ近い雄大な馬格があるからこそこのような使い方ができるし、こちらのローテの方が馬も走りやすい。この馬はスローの瞬発力直線勝負のレースでは、12分の8で上がり一位。このレース基本上がり一位は馬券に絡むというデータもある中この馬の末脚が発揮されれば十分馬券内、勝ちまであり得るはず。このコースのダービー卿チャレンジトロフィーも3着の経験があるというこのコースで唯一重賞で馬券に絡んだコース。前走見る限り直線が長い方がいいとは思うものの、前で押し切れない中山競馬であるので昨年のようにまくっていけば今年のメンバーなら一気に飲み込むという形もなくはない。昨年のワントゥワンのように末脚という同じようなパターンの馬はいないだけに、この馬は追い込みでまくれればかなりいいのではないか。ただ、やや中よりの外枠の方がいいので5.6.7枠のどこかに入りたいところ。開幕週小回りでの大外は少し不利と考えて6枠ならかなりあつい。父アドマイヤムーンのコバ覚醒タイプだと見る。ファインニードル、ハクサンムーン、セイウンコウセイ。この３つ的にはスプリント馬が多いものの、充実期がこの３つの馬にはあった。上がりを使える時というのはアドマイヤムーン産駒というのは止まらない。フミノムーンもそうだが、直線スパッと切れてゴール前もう一回スパッと切れる。母系ゼンノエルシドで愛のスタミナ配合の形。ファインニードルやセイウンコウセイとはそこは違ってどちらかというとブラックムーンのタイプ。マイル傾向の高い血統だというのはわかるし、母はJRA3勝馬。全てマイル戦で勝っているし1600という距離に延長するのは意外にもいい傾向にあたる。馬場の渋った時に強いだけに、雨が降っても心配はなく、中一週で馬券を外したことのない馬であるし期待できるかも。