京成杯オータムハンデ予想

◎1.プロティガルサン
◯13.プールヴィル
▲8.フローレスマジック
△2.4.5.9.10


サマーシリーズ全体で最終レース。これでかかっているのはサマーマイル王者とサマージョッキー王者。サマーマイル王者は5頭可能性がある。ここを勝つことで優勝という馬も出てきそう。
さてこのレースは1番人気が過去10年3-0-07と勝つか負けるかというレース。日曜日の傾向や時計の速さから見ると1番人気が想定されるクリノガウディー、グルーヴィットはどちらが入っても危ない気がする。日曜日の傾向はかなり荒れている。波乱の傾向があるだけに、1番人気は怪しいと見る。そうすると波乱が起きるはずであり、荒れる可能性はある。上位人気は軸として確かだが、穴人気の馬も狙えるのではないか。傾向としては、時計が早い野芝開催だけに、上がりの早い馬が順当に突っ込んでくるというレースでもある。そうすると、瞬発力が優れていて、ある程度欧州血統がある馬という馬の成績が非常に良い。パワーというよりこの開催は欧州系が大事。
そうなってくると、ディープインパクト父の場合はサンデーサイレンス にアルザオであるので、ディープインパクト父は相性が良い。ただ、ダイワメジャーは父がサンデーサイレンス だが母系が米国系のノーザンテーストのはずなので相性が良くない野芝開催。1番いいのは薄めにパワーを持っていた方が実際は相性がいいとはいえ、ダイワメジャーは欧州血を失いやすいため基本では買えないという傾向が出ている。ディープ産駒とスタミナという面にしっかり気をつけて予想したい。


◎プロディガルサンはディープインパクト産駒で母父がストームキャット。父母父ともに相性の良い血統で、パワーもあるしスピード、スタミナもある血統と言える。この馬の兄弟にリアルスティールとラウズオンリーユー。どちらも東京の重賞以上で勝ちがあり、ジーワンを勝ったり、ジーワンを好走したりしている血統。しかも時計の早い馬場で快勝してきている馬たちの血統でもあるため、この馬にとって今回の野芝開催の早い時計は向く。時計が早いときの黄金配合の血統なので期待したい。
さらに、この馬データがかなりすごい。このレース自体長い距離を使って長い脚を使える馬の方が相性が良い。さらに、この馬は中山の野芝開催時のレースで2-1-0-0。
そして、中山マイル自体1-1-1-0と外しておらず、中10週近く空いた時は1-2-1-0と完璧。そして斤量が53.5-55.0は2-1-0-0、16頭立ては1-1-0-1。内枠は1-1-1-1と、このコース調教師複勝率30%。これくらいデータがあれば馬券内は硬いし、頭もほぼ硬いのではないか。3歳馬が不甲斐ないと思うので、上位人気で時計が出るのはこの馬しかいない！


◯プールヴィルは、実績上位。同じ三歳馬があの人気でこの馬が人気ないのなら、普通に買いであるし、お父さんも欧州で母系も欧州という野芝向きの馬でないか。